船内トピックス(2)
 卓球台の前でひっそりと始まった企画「見た目と歳の違う人集まれ」。年齢不詳、見た目より実は若かったり、その逆だったり、という人たちが集まった。意外?それとも妥当?
 この日はちょっと集まりが悪かったこともあって、すでに第2回も企画されているとか。
 1914年、大西洋に沈んだ一隻の大型豪華客船、タイタニック号。その大西洋を航行中の本日は、 「タイタニックディナー」と称して、タイタニック号が沈んだ日のファーストクラスディナーを再現したメニューが供された。
 市村料理長が「今から88年前に既にこのような料理が提供されていたことは、同じ料理人として驚くばかりです」とコメント。乗船者も思い思いのフォーマルウェアに身を包み、88年前に思いを馳せながら、ちょっぴり贅沢なひとときを過ごした。
 「湖の魚さん、出ておいで。楽しく踊りましょう。体をふりふりしたら誰かにキスをあげましょう…」 これは、ブラジルの人なら誰でも知っているという「サイアピアーバ(湖の魚)」という歌。
 ブラジル寄港を控え、ファベーラ(スラム地区)の子どもたちと一緒に遊ぼうと、この歌を練習しようという集いが開かれた。日本の『かごめかごめ』のように、一人の子を囲んで輪になって踊る遊びだけれど、真ん中の人は誰かのほっぺにキスしてから交代するところがラテンらしい。
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