10月15日  ▼ピースマラソン
「過去の戦争を見つめ未来の平和を創る」というテーマを掲げ、訪れる国々に暮らす人々と交流をしてきたピースボート。今回は、日本を出航後に起きたニューヨークの同時多発テロ、そしてそれに対するアメリカのアフガニスタン空爆に対する「NO」のメッセージ、そしてピースボートが目指してきた「共生」のメッセージを、「平和の祭典」オリンピック発祥の地アテネで、“走る”ことを通じて訴えようと、乗船者有志による「ピースマラソン」を開催した。
「テロも戦争もない平和な世界をつくろう」という趣旨に賛同し「ピースマラソン」に参加したのは、米国、英国、パレスチナ、イスラエル、リビア、エルサルバドル、コロンビア、オーストラリア、韓国、スペインなどの国籍を持つスタッフ、乗船者を含む約130名。現地ギリシャのNGOメンバー約70名をあわせて総勢200名が、日・英・米の各大使館前を通過しながら、アテネの中心地シンタグマ広場のゴールを目指した。
パルテノン神殿
古代には聖域として崇められ、さらにポリス(都市国家)防衛の要塞としてもその役割を果たしたというアテネのアクロポリス(高い丘の上の都市)。その一番上にそびえるように立つ、古代ギリシャ建築の傑作、パルテノン神殿を訪れました
古代ギリシャ遺跡のハイライトといえば間違いなく、ドリス建築様式の極みを示すといわれるパルテノン神殿は、ギリシャの遺跡めぐりのハイライト。紀元前447年から約10年をかけてつくられ、神殿の外壁には、4つの神話による太古の戦いの様子が浮彫りにされています。その威容は、アテネの街のどこにいても見上げることができるのだとか。
帰路には、細く入り組んだ路地が続き、19世紀ごろの家並みがそのままに残されるプラカ地区も散策。現代と古代を行き来するような、そんな不思議な感覚を覚えた1日でした。
(尾崎)
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