古代には聖域として崇められ、さらにポリス(都市国家)防衛の要塞としてもその役割を果たしたというアテネのアクロポリス(高い丘の上の都市)。その一番上にそびえるように立つ、古代ギリシャ建築の傑作、パルテノン神殿を訪れました
古代ギリシャ遺跡のハイライトといえば間違いなく、ドリス建築様式の極みを示すといわれるパルテノン神殿は、ギリシャの遺跡めぐりのハイライト。紀元前447年から約10年をかけてつくられ、神殿の外壁には、4つの神話による太古の戦いの様子が浮彫りにされています。その威容は、アテネの街のどこにいても見上げることができるのだとか。
帰路には、細く入り組んだ路地が続き、19世紀ごろの家並みがそのままに残されるプラカ地区も散策。現代と古代を行き来するような、そんな不思議な感覚を覚えた1日でした。
(尾崎)
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