11月16日  ▼船内トピックス
自らを「クルーズ作家」と名乗る水先案内人の金丸知好さん。近著のタイトルと同じ『アジアフェリーで出かけよう』と題した講座では、日本からアジアへの船旅を楽しむ方法を伝授!!ちなみに金丸さんのいちばんのオススメは中国の揚子江下り。2009年にはダム建設で埋まってしまう、三国志でも有名な山峡の風景。毎年水位が違うため、微妙に見える光景も違うんだとか。
黒川さんによる「超初心者抹茶教室」では、琴の音色が響く中、箸の使い方からお茶の飲み方まで丁寧な指導がされました。飛び入り参加したウクライナ人クルーが、足のしびれを我慢する姿も…。
なるほど・ザ・プロジェクト
ピースボートのクルーズでは、いくつもの「プロジェクト」が、寄港地はもちろん、船内でも様々な活動を進めています。でも、それぞれのプロジェクトがどんな活動をしているのかについては、なかなか発表する機会がないのも事実。そこでこの講座では、UPA国際協力プロジェクト、ピースボール、SPACEの3つのプロジェクトのメンバーが登場、今クルーズでの活動の「中間報告」を行いました。
「互いの顔が見える援助」をテーマに活動するUPA国際協力プロジェクト。単純に「モノを集めて届ける」だけでなく、前もって現地のニーズを聞き、さらには届けた後の物資がどう使われているかなどの調査も行うことで、より良い援助活動を目指しています。ベトナムのダナンでは、前回のクルーズで届けた自転車がパンクしたまま放置されている残念な結果を見て、現地調査の重要性を改めて考えるきっかけとなりました。船内売店「UPAZO」の運営、余った外貨の提供を呼びかける外貨募金などを通じて活動の資金を集めています。
サッカーボールを手に入れることができない子どもたちに日本で集めたボールを届け、サッカーを通じた国際交流を目指すピ ースボール。日本のボール提供者からのメッセージもあわせて届けるほか、各寄港地での交流試合の後には、メッセージを一枚の布に書いてもらった「交流旗」を作成しています。
ダンス、アートなどの芸実を通してピースボートの平和の理念を表現することを目指すSPACE。今クルーズでは「共生」をメインテーマに、「非暴力」、「個性の尊重」などのメッセージを表現するダンスパフォーマンスを各寄港地で披露しています。また寄港地では、現地の人たちに小さな布に「夢」について書いてもらい、それをつなぎあわせて「船から見える世界」と題したパッチワークも作成中。
--船内タイムテーブル--
11月16日
--おまけ--
今日の海と空
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