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泉州半日観光
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厦門の北東部に位置する泉州は、元の時代、この地を訪れたマルコ・ポーロが「世界における2代貿易港のひとつ」と称したことでも有名。そんな海のシルクロードの出発点、泉州を歩いた。
宋・元の時代、ここ泉州からの船により、中国の陶磁器や絹織物、茶はヨーロッパへと伝わった。古船陳列館には、泉州の沖合で発見され、その昔実際に使用されていた巨大な古船が展示されており、その当時の海運技術の高さ、港の繁栄ぶりを肌で感じることが出来る。
1280年代、12年の歳月をかけて建立された、開元寺の五重の塔。1段を建てる度に海岸の砂を周囲に盛りながら上へ上へと建設を進め、「五重の塔」が完成後、全ての砂を取り除く手法が採られた。寺院内には正門の東西に2棟の塔が天空高く聳え立ち、来院する者を圧倒する。
開元寺のご神木「ガチャマルの木」。お釈迦様がその下に眠っているといわれる木で、写真の亀の石像に手を触れると幸せが訪れるという言い伝えがある。正殿へ向かう道では、8本の「ガチャマルの木」が、その見事な枝ぶりで出迎えてくれた。
(尾崎)
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