国名
 中華人民共和国 People's Republic of China

ことば
 厦門のある福建省ではビン南語。北京語も通じる。

・歴史
もともとはビン越族と呼ばれる先住民族が暮らしていたが、のちに漢民族の移住が進んだ。古くからの港町で、特に北東部に位置する泉州の港は、宋・元の時代に「海のシルクロード」の出発点として栄えた。
 明の時代、多くの華人が世界中へと飛び立った「華僑のふるさと」としても有名。1980年には、中国の改革開放政策の一貫である経済特区に指定され、外資系企業の誘致がはじまった。「敵国」台湾の金門島とは、肉眼でその姿を認められるというほどの近さで、台湾からの投資も増加している。

ご家庭の晩ごはん交流
日本のすぐそこにある「お隣さん」中国。ところが、そこの人たちがどんな暮らしをしているかは、あまり知る機会がないのが事実。8家庭、5名ずつに分かれて厦門のフツーの家庭におじゃましました。おいしい手料理と楽しいおしゃべりに大満足。

厦門大学で学生交流
広大なキャンパスで、2万人もの学生たちが学ぶ厦門大学。そんな、中国でも有数のマンモス大学の学生さん達とたくさんのおしゃべりと、スポーツによる交流を楽しみました。

泉州半日観光
厦門の北東部に位置する泉州は、元の時代、この地を訪れたマルコ・ポーロが「世界における2代貿易港のひとつ」と称したことでも有名。そんな海のシルクロードの出発点、泉州を歩いた。

厦門半日観光
厦門大学の隣にある五老峰という山のふもとに位置する南普陀寺(なんふだじ)に立ち寄ってから、ウーロン茶の老舗新雲香茶園芸工場へ。中国第5の経済特区として発展し続ける厦門の歴史を肌で感じた。

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