ベンポスタ子ども共和国
子どもたちによる自治が行われている、スペインで生まれたNGO「ベンポスタ共和国」。1999年12月の大洪水の爪跡が残るラグアイラの支部を訪ね、子供たちとの交流を通して、このユニークな共同体の「今」に直に触れた。
子どもたちといっしょにボリーバル広場に向かう車中の一コマ。手の平に名前を日本語で書いてあげると、子どもたちは初めて見る日本語に興味津々の様子。その嬉しそうな笑顔が印象的でした。
子どもたちからダンスで歓迎を受けた後は、一足早いクリスマスプレゼントを持って、サンタクロース登場。気になるプレゼントの中身は、UPAチームが日本で集めた文房具、ぬいぐるみやおもちゃ。そしてピースボールからのサッカーボール。子どもたちの歓声が聞こえるかな?
大洪水によって使えなくなった、ベンポスタの「カムリ・チコ校舎」を見学。高台にあるそこから下を見おろすと、美しい眺めの中、それとは対照的に、流砂や落石に押し潰されたバスの残骸などが生々しく残されていました。
子どもたちがかわいらしいベネズエラ舞踊を披露。ピースボートからも、「Team SPACE」がダンスパフォーマンス行い、を子どもも大人も音楽に合わせて飛んだり跳ねたり、大はしゃぎ。
アフガンへの空爆反対の横断幕を掲げ、ラグアイラ市内から集まった総勢約3000人の 人々と共に街を歩いた「ピースマーチ」。音楽あり太鼓あり仮装もありの賑やかなムード の中、平和を願う人の波は、どこまでも続いていきました。
(村松、佐藤)
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