マラジョ島で牧場体験
アマゾン河の河口に浮かぶ世界最大の中州、マラジョ島を訪れ牧場体験。野生動物が生息する熱帯のジャングルに覆われた島で、朝は水牛の乳搾りから始まり、昼間は乗馬やカヌーツアー、そして夜は満天の星を眺めながらハンモックで眠る、そんな贅沢な時間を過ごすことができました。
まずは水牛乗りに挑戦。水牛は馬よりも大きく乗りやすいとの説明。ところがいざ乗ってみると、目線は予想以上の高さ。鞍を握る手に力が入る。さらに、 マイペースな水牛はすぐに立ち止まったりすることも。おまけに群れになって歩くため、足が周りの水牛のツノにはさまらないように気をつけたりと大苦戦。
宿泊したのは20世紀初頭の牧場主が残した家をそのままに利用した農場。バルコニーには揺りイスとハンモックが設置されており、そこに座ると、目の前には広大な自然風景が広がる。涼しい風が吹き抜け、最高に贅沢な気分を味わうことができた。
朝7時、牧場で飼われている水牛の乳搾りを体験。乳が勢いよく出てくるのを期待していたけれど、なかなかこれが難しく、思い描いたようにはいきません。牛乳よりも甘く、サラサラして飲みやすい水牛の乳は、チーズやヨーグルトにも加工され出荷されます。
草を編んで作る輪っかを足にはめ、それを木に引っかける方法を教えてもらって木登りに挑戦。 木から木へ飛び移ったり、高い木の枝に腰かけたり、人間技とは思えない姿を披露してくれた現地の人の身軽さにビックリ。同じように挑戦してみた人もいましたが…。
牧場でたくさんごちそうになったのがスライスされたパイナップルでした。ブラジルのパイナップルはとても甘くてシンまで食べることがでる。一度この味を知ったら、日本のパイナップルはもう食べられないかも。
(中村)
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