ケイト・ハンプトン
/地球の友インターナショナル・気候変動コーディネーター(英国)
「気候変動というのは、この世におけるあらゆる間違った行為によって起こされていると思います。一握りの裕福な人々の行為によって、全く関わりのない人々の生活が脅かされているのです。そして残念ながら、政府、企業、そして多くの個人はそれに対して責任をとろうとはしていません。
皆さんと共に日本政府へ対するメッセージ作りをすることに、大きな期待を寄せています。それは、アメリカの京都議定書離脱表明のあとも、小泉首相や川口環境大臣が交渉を続けていくよう市民レベルで圧力をかけていく上で大変重要なものだからです。」
ダイアン・マリファドゼン/
太平洋州島嶼国気候変動援助計画・気候変動コーディネーター(クック諸島)
「クック諸島で、住民の環境意識を高める教育や、環境に対する影響調査などを行っています。太平洋諸国は小さい国が多いため、他の太平洋諸国と協力して、CO2排出の大部分を占める工業国との国際的な交渉を行っています。フォーラムへの参加を通じて、皆さんに気候変動への意識を高めてもらい、アメリカや日本を初めとする工業国に京都議定書を批准してもらうための活動をしてもらいたいと考えています。そして私自身、皆さんと共にこのフォーラムを通してその活動に携わっていきたいと考えています。」
イオアネ・エツアレ/ サモア保護区保護管(サモア独立国)
「自然保護管として、サモアの人々に環境を破壊することの悪影響を伝えています。サモアの気候変動に関する活動は歴史が浅く、政府はその対応策を何も始めていないのが現状です。私はこのフォーラムで、環境保護について皆さんと考えをシェアし、そしてそれをどのように周りに伝えていくかを学び、今後はサモアだけでなく南太平洋、そして世界中で環境保護の活動を行いたいと考えています。」
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