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モルディブ共和国 Republic of Maldives
アラビア語の変化したディベヒ語。リゾート地などでは英語もかなり通じる。
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・歴史 |
紀元前500年ごろ、南インドやスリランカから人々が漂着して定住。12世紀ごろから敬虔なイスラム国家となる。19世紀末、海賊の到来やポルトガルなどの干渉を避けるため、スリランカ植民地の一部としてイギリス保護領に。1965年に独立後、共和国家となった。約1190のサンゴ礁の島々から成る島嶼国だが、地球温暖化による海面上昇で、いずれ国土の大半が海に沈んでしまうのではないかと懸念されている。
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モルディブの若者とスポーツ交流 |
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海辺にある大きなスポーツ場で行われた、ピースボートチームvsモルディブの若者チームによるサッカー対決。モルディブチームは揃いのユニホーム着用で気合いも十分。初めに男性チームがゲームをし、次に女性チーム。結果は男性チームは0-0の引き分け、女性チームは2-0でピースボートチームの勝利に。試合終了後は、カタコトの英語でお互いのプレーを称え、笑顔で握手を交わした。
(中島美知)
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モルディブの家庭訪問 |
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午前中はスピードボートでバンドス島へ。「リゾートの島」であるこの島には、ホテル従業員以外の現地の人たちは一人も住んでいないという。ヤシの実のウェルカムドリンクで迎えてもらい、ビーチで海水浴をしたり、おしゃれなお店やコテージが並ぶ島内を散策したり、リゾート気分を満喫した。 |
そして午後からは、「人が暮らす島」へ。2つの島に分かれ、農村開発に取り組む現地NGO「ブルー・ピース」の案内で島内を見学した。スタッフの解説によれば、美しい自然にめぐまれたこの島国でも、自然環境をどのよに保護していくか、増えるゴミをどう処理していくかなどの問題が深刻化しているという。そして、小人数に分かれて家庭訪問。交流会では島の子どもたちの伝統的な歌と踊りで歓迎を受け、ピースボート側も用意した歌を披露。現地の人々と一緒に歌い踊り、交流を思いきり楽しんだ。
(光崎佳世)
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フェスティバル |
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モルディブ寄港の夜は、海辺でのフェスティバル。オプショナルツアーに参加していた人たちも合流し、モルディブからも500人以上の子どもたちが集まった。
司会の挨拶に始まり、全部で6つあるというモルディブの小学校の子どもたちが、伝統的な踊りを踊ってくれる。ピースボート側からは、サッカーボールを寄港地の子どもたちに届けようという「ピースボール」プロジェクトの活動報告、チーム・ユネスコによるダンスパフォーマンス。 |
そして「寿」のライブがはじまると、モルディブの子どもたちが舞台に上ってきて、リズムに合わせて一緒に踊り出す。
たくさんの人の笑顔がモルディブの夕日に照らされていた。 (長岡圭一) |
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