国名
 中華人民共和国 People's republic of China

ことば
 広東語、北京語
・歴史
 19世紀初頭までは、総人口5000人弱の小さな漁村だった香港。19世紀にイギリスがこの地域への進出をはじめ、アヘン戦争を経て1842年に香港島の支配権を獲得。植民地経営を始める。第二次世界大戦勃発後、1941年から3年8ヶ月間にわたって日本の支配下に入った。日本の敗戦後はふたたびイギリス支配下へ戻るが、1984年にその「返還」をめぐって中英が合意。1997年、中国へと「返還」された。外交と国防以外は香港市民による自治が50年間保障されるという「一国両制」が掲げられているが、実際には北京政府による支配が強化されているという意見も多い。

学生たちとトラム交流
香港庶民の足となっている二階建ての路面電車「トラム」に乗って、地元の学生達と交流するコース。言葉こそ通じないものの、充実した交流だった。

百万ドルの夜景と海鮮料理
香港といえば、夜景と中華料理!アウトレットから日用雑貨まで商品が密集するスタンレイを散策した後、新鮮な野菜や魚が並ぶレパレスベイ市場に行った。10種類以上の海鮮料理で舌鼓を打った後は、ビクトリアピークで百万ドルの夜景を堪能した。香港の夜を飾るために電力が一晩で百万ドルも使われるところからこう呼ばれるようになったそう。まさに百万ドルの輝きだった。
(森一成)


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