6月3日
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地球大学UNIT(1) 〜NGO編〜
トム・ハイランド(東ティモール・アイルランド団結キャンペーン)
フスナ・ラージィー(モルディブ大学教授)・野平晋作(ピースボートスタッフ)
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いよいよ第一ユニットが始まった「ピースボート地球大学」。これは、「平和とは何かを地球規模で考え、行動する」ことを目指して設立されたピースボートオリジナルの洋上大学。地球一周の航程を通じ、いくつかのユニットに分かれた講座が開講される。
今回はその第一ユニット『"市民社会"は動き始めた』のイントロダクションステップ。
「東ティモールに関わるアイルランドのNGO代表をつとめる トム・ハイランドさん、モルディブで麻薬・エイズ・性差別問題に取り組むNGOを設立したフスナ・ラージーさん、ピースボートスタッフで教科書問題に詳しい野平晋作の、3名の「ナビゲータ」が、それぞれが携るNGOの活動や、NGOに飛び込むことになったきっかけなどを通じて、NGOとは何なのか、社会の中で非政府組織はどんな役割を果たすべきなのかについて語った。
(斉藤)
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おまえが謝るな!戦争責任/野平晋作(ピースボートスタッフ)
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第二次世界大戦が終わってから55年以上。現代を生きる私たちは、「戦争責任」という問題についてどう向き合っていけばいいのか。日本軍慰安婦問題を切り口に、「戦争責任」全般をテーマとしたディスカッションがおこなわれた。
「この問題は、過去の問題ではなくて、今の問題にもつながってくると思うんですね。私たちは、日本軍の『慰安婦』とされたおばあちゃんたちが体験したことを、想像することしかできません。しかしいっぽうで、現在でも、女性がレイプされ、被害者であるにもかかわらず、名乗りあげることができないような社会状況があります。ハルモニたちが苦しんだ50年前にさかのぼるのではなく、今の社会を変えていくことが私たちの戦争責任の果たし方ではないでしょうか。そうすることで、初めて私たちはおばあちゃんたちと向き合うことができると思うんです。」
(森一成)
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