7月24日
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ボブマーリィーで語るジャマイカ現代史
/上野清士(中米ジャーナリスト)
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水先案内人、上野清士さんによる、現代ジャマイカの政治・社会情勢についての講座。中南米の美術・音楽に精通している上野さんらしく、レゲエの大スター・ボブマーリーの生涯を切り口に、ジャマイカという国について、わかりやすく語ってくれた。
ボブマーリィーは「レゲエの神様」として、現代ジャマイカでも人気が高い。貧しさのどん底の中、彼は白人支配からの独立を歌った。政治的ないざこざによる暗殺未遂にも屈せず、亡命先から祖国に戻り、敵対する政治家同士をコンサートに招待するなど、レゲエ音楽を通して自国の平和に貢献していった。歌を通じて黒人としての自分のルーツを求めた彼は、ガンに侵されながらも精力的にコンサートを開き、36歳という若さで亡くなった。
「現在のジャマイカは、国民の90%が黒人。しかし、権力者は白人が多いんです。1962年にイギリスの植民地支配より独立したあとも、ジャマイカはイギリス連邦の一端に名を連ねています。そんな状況の中で、ボブマーリーはレゲエを通し、自由や平等といったメッセージを訴えていったのです。」
(斉藤隆行)
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007説明会
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「007」とは、ピースボートスタッフ、ポール・メイソン扮するボスから、指令を受けたスパイ(参加者)が生き残りをかけて争うゲーム。
まず始めにボスが、各自の「ターゲット」となる参加者の名前と、そのターゲットを倒す「場所」、そして倒すための「道具」が書かれた「指令書」を渡す。そのターゲットの人を、指令書に書かれた場所にうまく誘いだし、「道具」で相手を触りながら 「007!」と言えば相手を「倒した」ことになる。
「倒された」人はその時点でアウト。倒したほうの人は、相手が持っている指令書を受け取り、またそこに書かれている新しいターゲットを狙う。
参加者全員が、ターゲットを狙ういっぽうで、自分自身も誰かにターゲットとして狙われていることになるのがミソ。さらに、指令書にあるターゲットの情報は名前だけなので、その人を知らない場合は、聞き込みをしてどの人なのか知る必要もある。
ターゲットがどんどん倒されていって、最後の一人が残ったところでゲームオーバー。最後まで生き残った人と、それまでに倒した人数が一番多かった人には、なんと報償金とワインが贈られるとか。
(森由香)
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