3月24日
▼
世界最大イグアスの滝へ
▼
ブラジル・アルゼンチン・パラグアイにまたがる国境付近に位置するのは、世界遺産にも登録され、かつ世界三大瀑布の1つに数えられる『イグアスの滝』。その横幅なんと約4km!先住民族グアラニーの言葉で「すごい水」の意味を持つこの滝は、強固な岩盤の上を流れるため、何千年もその姿を変えていないという。太古の昔から変わらないその大迫力を、飛行機をチャーターし、ブラジル、そしてアルゼンチンの両方から観光した大感動の1日でした。
ブエノスアイレスから飛行機で1時間半。空港からはバスで国境を越え一行はブラジルへ。「世界最大の滝と言われても全然想像もつかない」そんな我々を待ちかまえていたのは、やはり想像どおり想像もつかない(?)、この光景。
「うわー!」の大歓声。複雑に入りくんだ地形から轟音を立て、様々に変化を見せながら躍動する姿はまさに芸術。大小あわせると300もの滝が連なっているとか。それにしても、ただひたすら「すごい!」と目を見張るばかりの参加者たち。
湿度の高い気候のため、自生しているシダ類が日本のと似ているからか、こんなダイナミックな景色の中にあって、どこか懐かしさをおぼえた?
イグアスのハイライトとも言える「悪魔の喉笛」にもっとも接近する展望台では、またまた一行大興奮!
雨がぱらつくちょっぴり残念な天候でしたが、ここは晴れた日でも滝の水しぶきで全身がびしょ濡れになるというから、大した変わりはないのかな?もちろん、皆さんカッパ持参です。
再度バスで国境を越え、アルゼンチン側からの滝見学。この頃には朝から降り続いた雨も上がり、美しい虹が現れた。幻想的な光景にカメラを向けるものの、その感動的な姿はカメラでは表現しきれない?
夕食はアルゼンチン料理のアサード。「牛の開き」のような姿(?)に、思わず後ずさり。カウボーイらの伝統的な食事らしいのですが、丸焼きになっている生々しさに、「食欲増進!」どころか「食欲減退…」なんて方も。
食卓に運ばれてきたのは、「牛の臓器盛り合わせ」(もちろん焼いてありますよ)。ところが食べてビックリ。おいしいんです、これが。続いてのメインは「これでもかっ」というほどに巨大な肉の塊。見るのも、食べるのも、すべてが豪快な1日でした。
(竹端)
ブエノスアイレス寄港地レポートインデックスへ
/
32回クルーズレポートトップページへ