3月21〜23日
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世界最大イグアスの滝へ
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イグアスの滝は、ブラジルとアルゼンチンとパラグアイの国境に位置する世界三大瀑布のひとつ。一行は、リオデジャネイロにて一時下船、空路でイグアスへ。ブラジル、そしてアルゼンチン側から、さらには上空やボートからもその豪快な姿を鑑賞する3日間となった。
リオデジャネイロから空路フォス・ド・イグアスの街に降り立ち、ホテルにチェックインをするのももどかしく、その足で早速滝探訪に。とは言ってもホテルの玄関が滝展望の入り口に位置しているのだから、最高のシチュエーションだ。世界3大滝のうちでもイグアスの滝は、その幅なんと4km、世界最大なのだ。
滝展望用の遊歩道を一時間ほど辿っていくと「悪魔ののど笛」と呼ばれる滝壷真近の展望所に降り立つことができる。最大落差80mの滝壷に張り出した展望桟橋に降り立つと、水煙が梅雨の雨のように降り注いで来た。滝がうなりをたてて襲ってくるさまは、「悪魔ののど笛」の形容にふさわしい(注:この呼び名は日本語表記のみだそうだけど)。
翌朝は、ヘリコプターで上空から滝を眺めた。北米のナイアガラの滝は水量で、またアフリカ大陸のビクトリア・フォールズはその落差の大きさで知られるが、ここイグアスは、なんといっても視界に収まらないほどの幅に圧倒される。
午後は、密林の中を4輪駆動のジープで走り抜け、川岸へ。2基の強力なエンジン付きゴムボートに分乗して、滝壷になだれ落ちる水煙の中にボートごと突進。皆ずぶ濡れの豪快な滝見物を楽しんだ。
滝見学は、ブラジル側からだけではなくアルゼンチン側からも。世界に誇るイグアスの滝の魅力を味わいつくす、印象に残るツアーだった。
(早川)
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