PDP(Peace and Deveropment Project)は、クロスロードという旧黒人居住区で、犯罪を防ぐことを目的に結成された団体で、住民自身の手による「自警団」的存在。パトロール以外にも、18から35歳までの青年を集め、非暴力で問題解決を行うためのトレーニングも実施している。彼らがパトロールに使用している自転車は一昨年にピースボートが寄贈したもの。
「以前この地区は、『一歩足を踏み入れたら終わり』と警察や兵隊も入ることをためらうほど治安が悪化していました。私たちは武器を持たず、座って話をすることで平和的解決を目指します。解決の糸口は『対話』にあるのです。」