1月30日 ▼お父さん、私たちは生きてます〜フィリピン・日比混血児たちは今〜
/カルメリータ・ヌクイ(DAWN女性開発行動ネットワーク代表)▼
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日本人男性との間に生まれた子供たち、またその母親たちの生活を支援するフィリピンのNGO「DAWN(ドーン)」の活動を紹介。過去に日本で働いていた母親たちが、いまどのように自立を目指しているのか、また日本に暮らす私たちにできる支援とはなにかについてもお話しいただいた。 |
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「フィリピン国内で、貧しさや差別に耐える母親、またその子供たちに自信を取り戻してもらえるよう、自らの体験をミュージカルとして公演したり、経済的な自立をすすめる『シクハイ』という名の裁縫プロジェクトも行っています。
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母親たちは現在、DAWNから委託される仕事によって収入を得ていますが、将来的には独立して仕事を持ってもらいたいと考えています。DAWNのポリシーは『ただこちらから与えるのではなく、今後も残ってゆく知識を得てもらう』ところにあるのです。私たちに出来るのはチャンスを与える事であり、彼女たち自身が自らの力でチャンスをつかみ、そして自立してゆかなければならないのです。」
(生間)
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▼ジャグリングボールを作ろう▼ |
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語学講師として乗船しているアナ・ベリーさんを先生に迎え、行われているのは日本のお手玉にとてもよく似ているジャグリング。ところが、それをいざ「自分たちで作ってみよう!」となると、ジャグリングボールの形と作り方はお手玉のそれとは全く違う。ひょうたんの形をした二枚の布をまさしく野球のボールのように丸く縫い合わせて作ってゆく。それがなかなか難しく、みんな真剣な顔で悪戦苦闘。できあがる頃には、「自分で作ったマイボールが可愛くてしょうがない」なんて声が聞こえてきた。これを使って練習すれば、ジャグリングの腕が益々上がるに違いない。
(新里)
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