2月14〜20日・15〜21日
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キリマンジャロ登山
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標高5895m、アフリカ大陸の最高峰、キリマンジャロ。東西50km、南北30kmの楕円形に広がったその姿は、富士山をさらに大きく、そしてやや平べったくしたようにも見えた。「キリマンジャロに登りたい!」そう思った強者たち19人(女性7人、男性12人)が、一世一代の大冒険にトライした。見事頂上へ登頂したのは約半分の10名だったが、15歳から73歳までの幅広い年齢層のメンバーは、固い絆で結ばれることにもなった。その「涙、涙」の奮闘ぶりをレポート。
キリマンジャロというからには、かなり険しい山をイメージしていたけれど、1日目はダラダラっとした登り道。足下は苔がびっしりと付着したジャングル道だけど、東京の子供たちが登る高尾山ハイキングのようとの声も。ところが…こんな事が言えるのもこの時だけでした。
富士山頂の標高(3776m)を越えると、ほとんどの参加者にとっては未知の世界に。もちろん体はきつくなる。そして景色も一変。そこは砂漠地帯で、植物はなく赤土と岩のみ。「これこそアフリカの大地!!」と叫びたくなる景色を、メンバーはひたすら歩いてゆく。
立派な山小屋に到着すると、現地のポーターが山盛りの食事を用意してくれた。これがとてもありがたい。「とにかく食べなくちゃ!!」
キボハット4730m地点。何人かが高山病になって、吐き気や頭痛でフラフラに。それでも何とか無事に到着。動けない自分に悔し涙を流す参加者も。
仮眠を取ったら真夜中の0時に出発。真っ暗闇の中、砂地の斜面をジグザグに登ってゆく。さすがに標高5000mを越えると意識も薄れ、朦朧としてきた。 最後の岩場を必死で登るとついにギルマンズポイント登頂!!見事登頂できたのは10名(女性2人・男性8人)のみ。記念撮影しようにも、かっこいいガッツポーズを取る余裕なんか無い!
ギルマンズピークで日の出を迎えた人も、惜しくも一歩間に合わなかった人も、眼下に太陽に照らされ輝く大地を見た瞬間、最高の気持ちを味わったに違いない。
キリマンジャロの頂上でゴミ拾い。するとガイドさんより「GOOD JOB!」のお褒めの言葉。
キリマンジャロをバックに記念撮影。苦しくてきつい5日間、けれども楽しかった最高の5日間。みんな、ありがとう!そして、キリマンジャロ万歳!!
(志村・真家)
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