2月11日  ▼ケニアの子供達と大交流!!
蔓延するエイズなどによって両親をなくした子供たちとビーチで一緒に泳いだり、浜辺でサッカーをしたり。この企画は、孤児の共生施設SOSビレッジの職員たちが、「滞在が延びて困っているピースボートの人たちに娯楽を提供したい」と申し出てくれたことが発端で実現した。歌やダンスの披露、日本とケニアの料理勝負があったりと、いっぱい遊んで、食べての充実した交流会となった。
子供らに手を引かれて、さっそくビーチへ。5分ほどで到着したのは、遠浅の青い海と、真っ白な砂浜。水着に着替えたら、一目散に海へ駆け込んでいった。
「きゃっきゃ、きゃっきゃ」と賑やかな声が聞こえると思ったら、うれしそーに海へ投げ込まれる子供たちの姿。なんだか「お父さんとその子供」みたいなシチュエーションがほほえましい。
ビーチでたくさん遊んだら、いよいよフェスティバルの開催。まず披露されたのは「ジャンボ(こんにちは)」という歌。「ジャンボ〜、ジャンボワナ〜」というこのフレーズ、ここケニアでは耳にする機会が多く、会場からも一緒に歌う声が聞こえてきた。
ピースボートからは、国連の提唱する「私の平和宣言」を世界中に広め、またその賛同者には署名をしてもらう事を目的とする「チーム☆ユネスコ」によるダンスパフォーマンス。会場全体が釘付けになるほどの素晴らしいパフォーマンスに、途中からは子供たちも一緒になっての大にぎわい。最後には会場から大きな拍手が送られた。
夕食時には、「日本vsケニアどっちの料理deSHOW」が開催された。「日本代表」としてオリビア号総料理長の市村シェフが腕をふるい、「ケニア代表」には孤児たちのお世話をしているマザーらが自らの手料理を振る舞ってくれた。どちらの料理もテーブルには長蛇の列ができ、いきな食文化交流となった。一番人気になったのは、日本でもっともポピュラーな料理「カレーライス」。おいしく頂きましたが、これってやっぱり「日本料理」? もちろん、ケニア料理も満腹で大満足させていただきましたよ。
(生間)
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