4月15日 ▼南太平洋への招待/山本隆(ピースボートスタッフ)▼ |
太平洋横断もなかば、これから私たちが訪れるのは、ポリネシア、ミクロネシアなど、南太平洋の島々。それに向け、ピースボートスタッフ・山本隆が、島々が抱える問題や、その歴史について語った。 |
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「南太平洋の島々の文化の大きな特徴として、海に対する考え方があります。私たち日本人は海を『分け隔てるもの』と考えます。『海外』なんて考え方が典型的ですよね。でも、ミクロネシア連邦の憲法には『海は私たちを分かつのではなく、1つにしてくれる』という文があります。彼らにとって海は、陸と同じように1つの道なのです。
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また、それら島々の現在と未来を考える時に、核実験を抜きにして語ることはできません。南太平洋の島々は何度となく核実験の実験場になり、大国の利害に振り回されてきました。一番問題なのはこれらの島々が核実験施設によってもたらされる恩恵(仕事の確保・実験の代償としての経済援助等)なしには生きていけなくなっていることです。それらの島々が将来自立して生きていくためには、島同士の横のつながりが重要です。これからの寄港地では、そういった現状と未来とを考えながら美しい島々を堪能できればな、と思います。」
(菅井)
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▼どうして外国語が話せるの?▼ |
パネラーとして登場したのは、通訳ボランティアとして乗船する3名と参加者1名。それぞれに共通するのは「外国語が話せる」という点。「父親の仕事の都合で海外生活をしたのがきっかけ」、「学生時代に留学した」、「働きながら学校へ通った」、「退職後に学校へ行った」という外国語を会得したそれぞれの方法、そして勉強する際のポイントについてもお話ししてもらいました。地球一周する中で、改めてコミュニケーション手段としての語学の必要性を感じた参加者100名以上が集まりました。 |
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森千代(英語・通訳ボランティア)
「勉強するコツとして、好きな映画、もしくは女優や男優さんを見つけ、台詞をマネするのも良いと思いますよ。ビデオなら繰り返して見ることが可能ですし、最近では台詞付きのビデオテープも販売されています。私の場合、特にカップルの喧嘩シーンを、それも1人芝居でマネをしていました。これならばカタカナ発音ではない、感情を込めた発音で練習ができるんです。車の中で練習していた姿を友人に見られてしまい、『あの時は何していたの?』なんて聞かれたこともありましたけどね。」
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▼船内タイムテーブル▼ |
4月15日 |
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▼おまけ▼ |
■今日の海と空(4/15)
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