11月23日  ▼もっと知りたい旧ユーゴ〜未来への展望〜
もっと知りたい旧ユーゴ・シリーズの最後は「未来への展望」と題し、アンドレアス・ツマフさん、ヤスナ・バスティッチさん、ザルコ・コラッチさん、タマラ・ポピッチさんなど、“ユーゴゲスト”が勢ぞろいした。その中で「民族間を越えた結婚が進んでいたのになぜ民族主義がはびこって人々が殺しあうようになったのか?」という質問にヤスナさんが答えた。
「私自身もどうしてそんなにたくさんの人が武器を持って立ち上がってしまったのか、という疑問に思います。メディアを通じて、同じ民族同士で住んだ方が良いという大規模なキャンペーンがはられたのは確かです。そこで異民族間のカップルから生まれた子どもはボスニアを去ってしまいました。今もボスニアの若者の6割以上が国を去りたいと考えています。今ボスニアで、人々は憎しみ合っていますが、それはもともとあった憎しみではありません。憎しみは戦争を起こした原因ではなく、戦争が残した結果なのです。」
ラスパルマス強化サッカー
ラスパルマスでおこなわれる地元サッカーチームとの試合に向けて、猛練習が開始された。スポーツデッキでの練習メニューは、ランニングに始まりブラジル体操、それぞれのポジションに別れて3対3のミニゲーム。決して広くないコートの中で、明日の試合に向けて気迫のこもった練習がおこなわれる。相手は強豪サッカーチームのコーチ達。本気で向かって来る相手に対しての意気込みを聞くと、「勝ちます!」との力強い返事が返ってきた。今回ダンスを交えて応援をしてくれる女性陣も力が入ることだろう。
マッソーと手話ソング
『マッソー』こと佐藤真澄さんを講師としておこなわれている手話ソング教室。手話ソングとは、歌を歌いながら、その歌詞を手話で表現するもの。練習曲の一曲目はドリカムの”LOVE LOVE LOVE”。歌いながら手を動かすのは予想以上に難しい。目指すは第二回音楽祭。みんなで心を込めてこの歌を伝えたい。
▼船内タイムテーブル▼
11月23日
▼おまけ▼
今日の海と空(11/23)
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■今日のお誕生日
★公文雅之さん(13歳)
お母さんに勧められてピースボートに乗り、今のところバルセロナが一番お気に入りの寄港地。これから旅では、「記念に残るようなものを買いたい」。日本にいる両親に一言、「13歳になりました!」
★小泉資男さん(65歳)
今クルーズは二回目の乗船。第27回クルーズに参加し、今回はどうしようか迷っていたところにピースボートから電話が…そして、二回目の乗船を決心。「地中海の島にあこがれていた」こともあり、お気に入りの寄港地は、ギリシャのクレタ島。「鳥が好きなので鳥ばかり見ていたら、肝心のワインを飲むのを忘れてしまいましたよ。」と、苦笑い。
ミホとマキへ「洋上で誕生日を迎えました。元気でやっているので安心してください。」
ピースボールのみなさんへ「お父さんが誕生日になりましたよー!」
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■お遊び企画報告
芸術パラダイス〜リズム地獄編〜
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