エンジンルームツアー
船の心臓部であるエンジンルームを見学するツアーが開催された。ここには9000馬力のエンジンが2機、4つの発電装置や非常用発電装置、他に水、燃料、排水用のタンク、湯や燃料を温めるスチームボイラーなどがある。また1日に150tもの海水から真水を精製し、シャワーなどに利用している。エンジンからの発熱で室温は55℃にもなっていた。こんなに熱い中で3人のクルーがエンジンを常時管理してくれている。
アラブラブラブアラブカタブラ
エジプト滞在計7年。現地の大学に通い、ジャーナリストとして中東を飛びまわった金子貴一さんが、自らの体験を通して見たアラブ世界の日常を熱く語った。
「エジプト人になりたかった僕は、心までエジプト人になってしまったので、日本に帰ってから日本人の感覚に戻るのに4年かかりました。なにかにつけ頭ばかり下げる日本人を変に思いました。いわゆる逆カルチャーショックですね。」
ブリッジデッキツアー
オリビア号の頭脳の中心、ブリッジデッキ(操舵室)が公開された。ここには航行中の安全を守るための、あらゆる最新機器が設置されている。夜間など視界のないときに他の船との衝突を防ぐためのレーダー、オリビア号だけでなく他船の位置やスピード、次の港までの時間も把握できるように衛星とも直結している。非常事態にもボタン一つで衛星と通信し、指示を仰げるようになっている。
また、火災時にはどのキャビンで発生しているか、防火扉の開閉状態も一目で把握できる。緊張感あるブリッジデッキだが、正面の窓から見える180度の真っ青な水平線は、とても美しかった。
屋台を作ろう
11月7日に開催される夏祭りに向けてデッキにて屋台作りが開始された。夏祭りではチョコバナナ、くじ引きなどが出店される予定。設計図もないままにその場で屋台をイメージしつつ作業は進められ、2時間かけてようやく骨組みができあがった。午後2時という炎天下での作業で参加者は汗だくになったが、みんなで一つの物を作るのはすごく楽しい。
初級英会話
今日の授業は、昨日学んだ What do you do for fun?(趣味は何ですか?) I like 〜(私は〜が好きです。)を使ってゲーム方式で行われた。2つのチームに分かれ、各チームの代表がホワイトボードに趣味の絵を描き、仲間がそれを当てるというゲームだ。今日はハロウィンということもあり、チームの名前もパンプキンチームとデビルチームであった。ゲームは盛り上がり、皆英語の授業ということも忘れるほど楽しんだ。
コサージュを作ろう
シンガポ−ルで買い付けてきた生花を使って、コサ−ジュ作りをした。切り取った花とつぼみと葉っぱに針金を刺す。針金に緑色のテ−プを巻いていき、それを三角形にきれいに配置して針金で止め、リボンを結んでできあがり。みんな苦戦して作っていたが、人それぞれに素敵なコサ−ジュができあがった。夜のハロウィンパ−ティ−で胸元につけて参加している人もいて、とてもきれいだった。

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