Life Onboard

『スバ(フィジー)寄港』
3月29日(日)
地球一周の船旅は、最後の寄港地・スバ(フィジー)に寄港しました。船を降りると広がっていたのは、地元の人でにぎわう市場。色鮮やかな野菜や果物がどれも美味しそう。さっそく覚えたてのフィジー語で「ブラ!」と挨拶してみると、皆さん笑顔で応じてくれました。
フィジーの豊かな自然が体感できる場所が近くにあると聞いて、バスに乗り込みます。フィジーのバスは窓の無いものが多いよう。とっても開放的で気持ちいいです。そしてこの鮮やかな黄色、カワイイ……。
バスに揺られること30分、着いたのは「コロ・イ・スバ」と呼ばれる森林公園。ついさっきまで港にいたとは思えない、うっそうとした森の中をトレッキング。これが最高に気持ちいいんです!
40分ほど歩くと、ぱっと視界が開け、そこには大きな泉が!!
深さも流れもあまりない穏やかな場所で、水遊びには最適だよ、なんて聞けば泳がずにはいられません。泳いだり、潜ったり、滝つぼからジャンプしたり…みんな子どものように大はしゃぎ。
夜、船はゆっくりとスバ港を離れます。ここが最後の寄港地、離れゆく岸壁を見るのもこれが最後。そう思うと、この瞬間がとても大切なものだということに気付かされます。同じように考えた参加者は多かったよう。これまで以上に、出港の様子をデッキから見守る参加者は多かったよう。
最後の出港、ということでささやかながらデッキではお祝いのシャンパンが振る舞われました。出港を見ながらの最後の乾杯。旅はまもなく、終わりを迎えます。残るわずかな洋上の日々を思うと、ちょっと寂しくなっちゃいますが、そんなことは言ってられません。心残りのないよう、目一杯楽しみましょう!