Life Onboard

『アンデスの子どもたち』
義井豊さん(写真家) 3月5日(金)/ブロードウェイショールーム
船内講座にはペルー・リマ在住の写真家、義井豊さんが登場。今回お話しいただいたのは、ペルーの子どもたちについてです。ペルーでは、国内の全児童のうち約30%が働いていると言われ、その背景もさまざまです。義井さんは、自身が撮影した写真を交えながら、両親がいない、親代わりとして妹・弟たちを育てている、といった背景を語ります。国際社会では「禁止」されている児童労働ですが、この国では子どもたちが働くのは当たり前。働く子どもたちの権利を守るために子どもたち自身が立ち上げ、運営する団体もあると言います。ペルーの子どもたちの姿と、「働く」ということ――多くを考えさせられる講座となりました。
『All English & Spanish Day』
3月5日(金)/船内あちこち
洋上語学プログラムGETによる「今日1日、英語かスペイン語だけでコミュニケーションを取ってみませんか?」という呼びかけに、GET受講生を中心にたくさんの参加者がトライしました。ルールはカンタン。開催時間は11:30〜19:00。その間、英語かスペイン語で会話をすればポイントをもらえることになっています。写真は、スペイン語部門で一番多くのポイントを獲得された浅井吉隆さん。「話したいという気持ちと笑顔があれば、限られた単語でもコミュニケーションが出来ることを実感しました」と話してくれました。
『ペタンク広場』
3月5日(金)/スポーツデッキ
船内で静かな人気となっているのが、このペタンク。赤と青、それぞれのチームに分かれ、チームカラーに塗られたステンレス製のボールを投げたり転がしたりして、「ビュット」と呼ばれる目標球のそばに寄せた方が勝ち。相手の球をはじいたり、自分の球を突いて寄せたり、という作戦も使えます(※カーリングを、陸上でボールを使ってやる、と考えるとわかりやすいですね)。「洋上でプレイすると、船の揺れやわずかな傾斜で、球が予想外の動きをするから、陸上でやるより面白い」という声も。ボールをコントロールする技術はもちろんのこと、様々な作戦を練りながら進めていけるのもゲームに深みを与えてくれています。