Life Onboard

『赤道通過記念イベント』
1月13日(水)/プールデッキ
オセアニック号はいよいよ、赤道を越え南半球へ。プールデッキでは「赤道を越える」記念すべき瞬間をお祝いするイベントが開催されました。せっかくだから「赤道」にちなんで、赤い服で来ませんか――そう呼びかけたところ、赤シャツを来た参加者が勢揃い。
正午、汽笛の音が赤道を通過したこと知らせます。すると、プールデッキを横切るように赤い布が出現!! 「お約束」の演出ですが、船で赤道を通過するんですから、これくらい楽しまないと。
最後は、赤道通過記念・集合写真を撮影。赤道直下の太陽に負けない笑顔を向けてくれました。
『カラシニコフの正しい使い方』
松本仁一さん(ジャーナリスト) 1月13日(水)/ブロードウェイショールーム
船内企画には、水先案内人・松本仁一さんが登場です。朝日新聞記者として、ナイロビ支局長、中東アフリカ総局長などを歴任し、アフリカの魅力と課題を伝える新聞連載や著書で知られる松本さん。今回の講座でテーマに選んだのは、通称「カラシニコフ」と呼ばれる自動小銃「AK47」から見る世界についてです。ロシアのカラシニコフ氏によって設計されたこの銃は、高い殺傷能力と耐久性、そして使用の容易さから、子どもや女性でも使える「使い勝手の良い銃」として世界中に広がりました。このカラシニコフの誕生が世界の紛争に、大きな影響を与えたのでは、と松本さんは開発者であるカラシニコフ氏を取材します。その中で見えてきた「武力」や「国家」の姿とは――。多くの取材の中で出会った事実と、そこから紡がれる深い考察に多くの参加者が耳を傾けました。
『カンボジア地雷問題検証プログラム・報告会』
1月13日(水)/ブロードウェイショールーム
マニラから本船を一時下船し、カンボジア地雷問題検証プログラムに参加したメンバーによる報告会が開催。地雷問題の「イロハ」から、参加者が体験した地雷除去作業の現場、地雷被害者との出会いなどを、映像や寸劇を交えて報告しました。会の最後には、継続した地雷除去への支援、また被害者へのケアや、内戦によって失われた教育基盤の整備などの必要性と、募金を呼びかけました。
参考:ピースボート地雷廃絶キャンペーンP-MAC