Life Onboard

『基隆(台湾)寄港』
12月31日(木)
オセアニック号は今クルーズ最初の寄港地、台湾・基隆に寄港しました。あいにくの曇り空ですが、船を迎える「KEELUNG」の文字に、胸が高鳴ります。
台湾に来たら、ぜひ訪れたいのがここ、九フン。映画『悲情城市』の舞台となったことで知られる、レトロな街並みは今も健在。坂道と階段の両脇には、お土産物屋さんやレストランが並んでいます。「絵になる」という言葉がピッタリの街並み、写真におさめた方も多かったのではないでしょうか。
夜は、こちらも見逃せない、基隆夜市へ。見ているだけでも楽しい夜店の数々。夕食はここで舌鼓を打った方が多かったよう。
基隆の夜景に浮かび上がるオセアニック号。まだ出航から数日しか経っていないにも関わらず、船の姿を見ると「ただいま」とちょっとホッとしてしまいます。1日の基隆滞在を経て、23時過ぎ、船は次港を目指して出港しました。
今日は大晦日。夜のデッキでは、年越しそばが振る舞われました。「船で年越しそばが食べられるとは思わなかったから、すっごく嬉しい!」と笑顔を向けてくれたのは、参加者のラスカルさん。夜市で晩ご飯を食べた後だけど、年に一度の年越しそばですから。当然「別腹」です。
いよいよ2009年も残すところあとわずか!旅の仲間たちと迎える新年、デッキではカウントダウンが始まりました。年越しの瞬間、シャンパンの合図と共に、デッキはダンスフロアに様変わり。洋上で迎えた2010年、忘れられない年越しになりました。