Life Onboard

『ハバナ(キューバ)寄港』
10月28日(水)
オセアニック号はキューバの港町・ハバナに寄港しました。世界遺産にも登録された旧市街の散策はじめ見所は尽きませんが、今回はキューバっ子との野球交流へと向かいます。まず訪れたのはマヌエル・ピティ・ファハルド体育文化教育機関。社会主義国キューバでは、スポーツの「プロ選手」は存在しません。オリンピックで活躍するような選手も、普段はこうした教育機関で講師などの仕事をしながら、スポーツに取り組んでいるそう。
こちらは、キューバ革命の歴史を展示した革命博物館。入り口では、キューバ独立の父とも呼ばれるホセ・マルティの胸像が迎えてくれました。
博物館を出ると、目の前にココタクシーが!カラフルなボディに丸いフォルム。このタクシーに出会いたかった、という参加者も多かったはず。革命博物館をバックに撮影した写真は、何ともキューバらしい1枚になりました。
昼食のレストランでは、サルサミュージックの生演奏が。中には、食事もそこそこに踊り出す参加者も。そう、サルサフェスティバルは今晩です。今から楽しみ。
そして、このプログラムのメインイベント野球交流が始まります。野球場で待っていたのは「エキポデセロ」という少年野球チームのメンバー。子どもとはいえ、ここは野球大国・キューバ。どんな試合になるんでしょうか。
さあ、試合開始。バッターボックスに立つ子どもたちの姿勢の美しさは、思わず見とれてしまうほど。さすがキューバ。試合は5-0でピースボートチームが勝利! 子ども相手に大人げないって?本気でやらなきゃ負けちゃうじゃないですか。 大人相手に試合?トンでもない。試合が終わらなくなっちゃいますよ…(苦笑)
試合前はちょっと緊張気味だった子どもたちも、試合を通してすっかりうち解けたよう。試合後は、何とも暖かな交流タイムに。カメラを向けると、本当にステキな笑顔を見せてくれました。
夜はもちろん、サルサフェスティバルに参加します。フェスティバルの開会式では、今回、ピースボートの受け入れをしてくれたのはICAP(キューバ諸国民友好協会)の皆さんから、友好の印として、感謝状を頂く、という一幕も。
こちらは、キューバの「アナカオナ」という女性バンドの皆さん。パワフルで、キレイで、そして何よりもカッコ良くて…。サルサフェスティバル、いよいよスタート!!
参加者も、アナカオナの演奏に合わせて、これまで洋上で練習してきたサルサを披露。この日のために練習してきましたから、音楽に合わせて自由に身体を動かすのだってお手のもの。踊るって楽しい!改めてそう感じた方も多かったのではないでしょうか。大満足のキューバの1日になりました。