Life Onboard

『ラスパルマス(カナリア諸島)寄港』
10月19日(月)
オセアニック号はカナリア諸島・ラスパルマスに寄港しました。国こそスペインですが、アフリカ大陸にもほど近く、温暖な気候から「ヨーロッパのハワイ」とも称される土地。その立地から、ヨーロッパ、アフリカ、そして遠く大西洋を渡って中米まで、様々な文化の影響を受けた「カナリア文化」を育んできた場所でもあります。船を降り、まずはどこへ向かいましょう…??
まず訪れたのは港にほど近いビーチ。しかし、午前中は干潮のようで、海岸線は遙か遠くに…。午後にもう一度訪れることにして、市街地へと向かいます。
街並みからは、以前寄港したスペインのマラガを彷彿とさせます。ベンチに並んで腰掛けて談笑するおじさんたち。何を話しているのかはわかりませんが、何だか楽しそう。ちょっぴり微笑ましい光景にシャッターを切ってみました。
しばらく行くと、旧市街へと入ります。石畳の道の先には、見えるのはカテドラル。こんな何気ない風景も絵になりますね。
丘に立ち並ぶカラフルな建物。青空によく映えます。
そろそろ…とビーチを再訪してみると、すっかり潮が満ち、海岸線もすぐそこに。お天気にも恵まれた今日、海水浴を楽しむ人の姿も多く見られました。
こちらの皆さんは今日1日をこのビーチで過ごしたそう。お昼ご飯も、近くのスーパーで買ってきたものでサンドウィッチを作って食べたとか。地球一周の出航からもうすぐ2ヶ月、寄港地での過ごし方も手慣れたものですね。
夕暮れのビーチ。1年を通じて比較的温暖な気候だとはいえ、季節は秋。この時間になると少し肌寒くなってきます。ビーチをオレンジ色に染める夕陽を見ながら、ラスパルマスを後に。船はいよいよ大西洋横断へと繰り出します。