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『チビタベッキア(イタリア)寄港 -ポンペイ遺跡-』
10月10日(土)

- オセアニック号はイタリア中部の港町・チビタベッキアに寄港しました。首都ローマへのアクセスのいい港ですが、今日はちょっと足を伸ばしてポンペイ遺跡へ向かいます。しかし、さすが歴史の国イタリア。車窓を見ているだけでも、城壁や要塞跡地なんてのが次々と現れます。そんな風景に目を奪われているうちに、だんだんとのどかな田園風景が広がるようになってきました。

- ポンペイ観光の前にまずは腹ごしらえ。メニューはもちろんパスタ。これを食べずにイタリアに来たとは言えませんからね。写真はサービス精神旺盛な店員さん。お皿に山盛りのパスタを盛ってくれます。女性が「少なめに」とカタコトのイタリア語で伝えると、素晴らしい笑顔でにっこり笑って、やっぱり大盛り…。これもイタリア男の優しさ、なのかもしれません。

- そしていよいよポンペイ遺跡へ。1500年以上もの間、火山灰の下にあり、発掘が始まったのは18世紀頃のこと。噂には聞いていたものの、素晴らしい保存状態で、当時の様子を私たちに伝えてくれます。写真、遺跡の背に広がるのはヴェスビオ山。当時の人々も同じ風景を見ていたのでしょうか。

- こうした壁画も、美しい色彩をそのままに残しています。朱色の鮮やかさがひときわ目につきますが、その合間に描かれた絵からは、当時の人々の生活の様子もうかがえます。

- 美しい石畳の道、キレイなアーチを描く門、街の中心には広場があり、碁盤の目のように配された道…2000年前にこれほど緻密な都市計画のもとに、街が作られていたなんて、にわかには信じられません。ポンペイ遺跡はたいへん大きなもので、じっくり見るなら3日以上かかると言われているそう。参加者からは「もう一度訪れよう」なんて声も。この遺跡に魅了された方も多かったようです。

- 最後はこの日の夕食のデザートからオマケの1枚。イタリアと言えば、これも欠かすことは出来ませんよね、ジェラートです。写真からも伝わると思いますが、これがなかなかのボリューム。しかし不思議とペロリと食べられてしまうんです。ジェラートは「別腹」ですよね。
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