Life Onboard

『ピレウス(ギリシャ)寄港』
10月6日(火)
オセアニック号はギリシャのピレウス港に寄港しました。船を降り、目指すはアテネ中心部のあの世界遺産。港近くの駅から電車に乗り、アテネ市内をめざします。
こちらはシンタグマ広場。写真中央で両手を挙げて立っているのは、パントマイムのパフォーマー。この格好で微動だにせず、立っているのです。こうしたパントマイムや、アコーディオン弾きなど、広場にはたくさんのパフォーマーの姿がありました。
立ち並ぶお土産物屋の前での1枚。世界中から観光客が集まる土地とあって、こうした通りでは、様々な肌の色をもった人々、様々な言葉が飛びかっています。こちらの二人は、お土産の値段交渉中でしょうか。
ふと見上げると、丘に建つパルテノン神殿がすぐそこに。世界遺産のロゴマークにもなっているとあって、こうして見上げた姿も優雅でとてもキレイです。
大理石の道を行き、小高い丘から街並みを見下ろしての1枚。アテネの街が一望できるため、ここからの景色も観光客にはとても人気があるそう。
レストランで食事を取る参加者にも多く出会いました。パルテノン神殿をのぞみながらの食事。こんなロケーションで食事ができるなんて本当に贅沢です。
アテネ中心部にはお土産物屋さんはもちろん、たくさんのお店がひしめいています。お店を1軒1軒、見ているだけでも1日を楽しく過ごせそう。果物屋さんには美味しそうなブドウをはじめ、たくさんのフルーツが。どれも美味しそうで、フルーツだけでお腹がいっぱいになっちゃった、なんて参加者もいたようです。
アテネを満喫し、船に戻ります。船体に描かれたこのロゴマークは、今日のピレウス寄港が初お目見え。これは、今クルーズでも一つのテーマとして学んできた、国連ミレニアムキャンペーン(※)のロゴです。「2015年までに世界の貧困を半減する」ことを目標に活動するこのキャンペーン。ピースボートも、このメッセージを掲げ、世界を巡ります。
※国連ミレニアムキャンペーン:国連が2015年までに貧困を半減させるために設定した「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成のための、具体的行動を起こしていくキャンペーン。ピースボートも国連特別協議資格を持つNGOとしてキャンペーンに参加し、洋上でのレクチャーや、寄港する土地でのアピールなどを行っている。詳しくは国連開発計画のページへ。
夜、オセアニック号はピレウス港を出港します。ここでは、この間、旅に関するワークショップなどを行ってきた水先案内人・池田伸さんが下船。デッキには多くの参加者が集まり、別れを惜しんでいました。