Life Onboard

『パナマ運河通航』
7月13日(月)
オセアニック号は地球一周の船旅のハイライトのひとつ、パナマ運河へ。こうした「船旅ならではのイベントの日」限定の屋上デッキの開放も、皆さんもう慣れたもの。朝早くから、写真やビデオ撮影のためのベストポジションをおさえようと、たくさんの参加者が集まりました。
船は、パナマ運河の両岸ギリギリを通航します。地球一周をするためには、大きな船であればいい、というわけではありません。パナマ運河が通れること、も大切な条件のひとつ。
少しずつ、少しずつ、船は一つめの閘門へ向かいます。オセアニック号の左隣りには、大型のタンカーの姿も。タンカー側の閘門はちょうど開き始めたところですね。
いよいよオセアニック号の前の閘門が開き始めました。ここがシャッターチャンス!とばかりに、皆さん一斉にカメラを構えます。
オセアニック号後方の様子。写真の中央あたり、二つ前の閘門のところにある船は、オセアニック号よりも18m低い位置にいることになります。「船が階段を昇る」なんて言われるパナマ運河ですが、こうして見ると本当に不思議な光景です。
デッキで大きく手を振る女性。その先には、昨日、私たちも訪れた展望台でやはり大きく手を振る男性の姿が。聞けば、なんと展望台にお父様が見送りにきてくれたそう。パナマ運河で親子が再会するなんて、ドラマのようです。
運河の中間にあたるガトゥン湖を通過し、午後には運河の「下り」にさしかかります。下りきった先は太平洋。もう少しです。
オセアニック号を引く牽引車。両脇をこうした車両に引いてもらって、船は運河を通過します。この車両、小さいながら、たいへんな力持ちなんですね。
写真に、ビデオに皆さん今日は大忙しだったよう。お天気にも恵まれ、皆さんいい写真、いい映像が撮れたのではないでしょうか。
そんな中、ふと後方デッキに目をやると、ジャグジーを独り占めして記念撮影までしている男性の姿が。皆さん、撮影に大忙しの中、たいへん優雅に運河を楽しんでいたよう。日本で帰国を待っている家族や友人の皆さん、素晴らしい思い出を持って帰りますから、楽しみにしていてくださいね。