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- 『ラグアイラ(ベネズエラ)寄港・メモリアルフェスティバル』
7月7日(火)
- オセアニック号はラグアイラ(ベネズエラ)に寄港しました。この間、準備を進めてきたフェスティバルはじめ、ギアナ高地観光や、様々な交流プログラムなど、とにかくこの寄港地が楽しみだった、という方も多いよう。待ちに待った入港をたくさんの参加者が見守りました。
- 入港初日の一大イベントがこの「メモリアルフェスティバル」。フェスティバルの開始が宣言されるとまず登場したのは、「ベンポスタ子ども共和国」の子どもたち。見事な人間ピラミッドを披露してくれました。これは「強き者が下で支え、子どもがその頂点に立つ」というベンポスタの信念を表したものでもあります。
- 会場ではあちこちで即席の交流会がスタート。中でも、浴衣を着た参加者は記念撮影に引っ張りだこだったよう。会場には習字や折り紙、浴衣の着付け体験ブースも登場し、フェスティバル参加者でにぎわっていました。
- ちょうど七夕だからと、急きょ現地で笹を調達。ベネズエラの人たちも、初めての日本の風習を楽しんでくれたよう。フェスティバルが終わる頃には、日本語、スペイン語、それぞれの言葉で願いが書かれた、色鮮やかな短冊が飾られていました。
- カラフルで可愛らしいドレスをまとった子どもたちも登場。この日のためにたくさん練習してきました、というダンスに、会場からは大きな拍手が。
- 船内で練習を重ねてきた合唱・演奏メンバーが登場。ベネズエラでは誰もが知っているという曲『ベネズエラ』の演奏が始まると、会場からは大歓声が。そしてそれは自然と大合唱へと変わります。
- こちらも、船内で長い時間をかけて準備を続けてきたダンス「Peace Through Dance」。戦争と武力の放棄をうたった、日本の憲法9条をモチーフにしたダンスに、会場からは大きな拍手がおくられました。
- 沖縄からの参加者を中心に準備してきた、エイサーも披露。
- ベネズエラからは、ベネズエラの有名バンド「グルーポ・マデラ」が登場。このイベントを準備してきたスタッフ曰く「ベネズエラ版サザン・オールスターズ」と言っていいくらいの、人気バンドなんだそう。それを裏付けるかのように、ベネズエラの参加者からはこの日一番の大歓声があがります。演奏が始まれば、サザンかどうかはわからなくても、その素晴らしさはわかるもの。ピースボート参加者もすっかり「にわかファン」に。
- ラグアイラ港のある、バルガス州の州知事夫妻も駆けつけてくれました。お気に入りの青い法被と、赤い浴衣姿で歌ったり踊ったり、本当に楽しそう。
- クライマックスには、ベネズエラ青少年オーケストラバルガス支部のメンバーが登場しました。貧しい子どもたちに音楽と夢を与える「エル・システマ」という制度に、国をあげて取り組んでいるベネズエラ。エル・システマから生まれた青少年オーケストラの演奏に、ベネズエラに来た意味を感じた方も多かったのではないでしょうか。今回演奏してくれたメンバーのうち、何人かはこの後、コスタリカまでオセアニックに乗船し、一緒に旅することになっています。
- フェスティバルが終わっても、興奮冷めやらぬ参加者がその場に残って歌ったり踊ったり。この笑顔が、フェスティバルの様子を物語っていると言ってもいいでしょう。交流会は深夜まで続いていました。
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