Life Onboard

『ニューヨーク(米国)寄港/ハーレム・ジャズに挑戦』
6月26日(金)
ニューヨーク寄港2日目、ハーレム・ジャズを体験する交流プログラムに参加しました。まずはハーレム地区の散策へ。ちょうどこの前日、マイケル・ジャクソンさんが急死したため、アポロシアター付近には多くの報道陣やファンの姿が。このアポロシアターは、「黒人音楽の殿堂」と呼ばれるだけでなく、マイケルさんらによるユニット「ジャクソン5」が登場したことも。掲げられた「IN MEMORY OF MICHAEL JACKSON」の言葉に、一つの時代の終焉を感じた、という参加者もいたようです。
セントバプティスタ教会でジャズ・ワークショップがスタート。指導してくれるのは、水先案内人としてピースボートの乗船経験もある、歌手のアン・シンクレアさん。もちろん、正真正銘、プロのシンガーです。挨拶代わりに、と素晴らしい歌声を披露してくれました。
ソプラノ、アルト、テナー、バスとパートに分かれた後、熱のこもった指導が始まります。こちらの男性参加者も真剣な表情。
レッスンのお礼に、今クルーズの出航曲『Sign Out!』をみんなで歌います。バスの中でも練習してきたものの、歌詞やメロディがちょっと怪しくなるところも…。すると、アンさんが即興で歌声をあわせ、曲を盛り上げてくれるんです!上手く歌わないと、という緊張感から解放されたからか、アンさんと声を合わせる楽しさからか、歌う参加者の表情がイキイキしてくる様子が印象的でした。
昼食は、有名な老舗ジャズクラブ「コットンクラブ」にて。通常、昼の営業はしていないそうですが、今日だけは特別に、昼食とともに「コットンクラブ・オールスターズ」による生演奏を披露してくれました。
こちらはオールスターズのメンバーのひとり。何と14歳という若さでオールスターズに参加しているんです!その華麗なギター演奏と伸びやかな歌声に、会場からは大きな拍手があがりました。
最後は、先ほどのワークショップでもお世話になったアン・シンクレアさんによるスペシャルライブに。これには参加者も声をあわせて参加します。
日頃から、このコットンクラブで活躍しているというアンさん。「さすが」としか言いようのない、素晴らしいパフォーマンスに、アンさんとジャズの虜になった1日でした。