ひと―参加者インタビュー
鈴木 邦生(すずき・くにお)さん、鈴木 ますみさん (東京都から参加・73歳&70歳)
鈴木邦生さん、鈴木ますみさん
船に乗る前は?:
 邦夫さん:元化学技師。
 ますみさん:元中高理科教師。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 私(ますみさん)が通っていたエスペラント語の教室が、高田馬場のピースボートセンターの近くにあったんです。ピースボートの国際交流の考え方が、エスペラント語のものに近いな、と思って興味を持ちました。

66回クルーズに乗船を決めた理由は?:
 ますみさん:
 4年前にケガをして、1年間リハビリをしていました。このクルーズは、ちょうどリハビリが一段落してタイミングが良かったんです。
 旅行が好きだから、リハビリが終わったらまた行こうと思っていたんですが、車イスのため、他の旅行会社では断られてしまって…。車イスでも過ごしやすい環境作りのために声をあげたいと思いました。ピースボートは、一つの家族みたい。快適に過ごしています。

これから楽しみな寄港地は?:
 アカプルコ。エスペラント語を通じて知り合った、20年来の友人と再会できる予定なので。他にも、ベルゲン、バンクーバー、ニューヨーク、コスタリカ、ベネズエラ……楽しみがたくさんあります。

船内でお気に入りの場所は?:
 フリースペース。ここでにいると、知り合ったみんなが声をかけてくれて。スケッチをしたり、友達と話したりして過ごしています。

この旅で食べた美味しいものは?:
 シンガポールで食べたエビのフレーク揚げ。

最近参加した船内企画は?:
 憲法9条の関連企画に参加して、いろいろな活動を知ることができました。

これまでに購入したお土産物はありますか?
 シンガポールで方位磁石と半袖のTシャツを。

一言メッセージ:
 「地球に住んでいる人はみんな友達」を肌で感じる旅にして、誰にとっても平等なエスペラントを広めたい。いろんな人と交わって、みんなと優しい気持ちでエスペラント!
竹内 一朗(たけうち・いちろう)さん、美句(みく)さん (東京都から参加・25歳&5歳)
竹内一朗さん、美句さん
船に乗る前は?:
 翻訳者、それとサッカー関係の運営や代理人といった仕事をしています。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 第47回・地球一周の船旅(2004年10月出航)に祖母と母が参加したんです。

66回クルーズに乗船を決めた理由は?:
 47回に参加した祖母や母と今も親交のあるピースボートスタッフが、このクルーズでやっている「洋上モンテッソーリプログラム(ピースボート子どもの家)」について教えてくれたんです。娘にも、いい経験をさせたいと思って参加を決めました。

これから楽しみな寄港地は?:
 ニューヨーク。寄港予定日の6月25日が誕生日なんです。それから、ヨルダンでイラク難民キャンプを訪れてサッカー交流をするプログラムに参加する予定なんですけど、それも楽しみですね。

船内でお気に入りの場所は?:
 身体を動かすことが好きなのでサンデッキが。あとはやっぱりジャグジーですね。

この旅で食べた美味しいものは?:
 船のレストランの食事が美味しいです。

最近参加した船内企画は?:
 GET(洋上語学プログラム)のスペイン語クラスを受講しています。

これまでに購入したお土産物はありますか?
 お土産は「買わない派」。モノより思い出、かな(笑)

一言メッセージ:
 ポルトガル語やブラジルでの経験を生かして、いつか、水先案内人として乗船したいです。
阿部 江美(あべ・えみ)さん (千葉県から参加・??歳)
阿部江美さん
船に乗る前は?:
 元エステティシャンです。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 勤務先のビルにピースボートのポスターが貼ってあって。通勤しながら毎日見ていました。

66回クルーズに乗船を決めた理由は?:
 3月いっぱいで退職だったので、タイミングが良かったんです。もともと旅行が好きで、地球一周は今しかできないと思って。長い人生、3ヶ月くらいゆっくり時間をとってもいいかなと。

これから楽しみな寄港地は?:
 ベネズエラ。ギアナ高地でエンジェルフォールを見るのが楽しみです。

船内でお気に入りの場所は?:
 一番後方のデッキで、航跡を見るのが好きです。それから、ライブラリーも夕日がキレイに見えて落ち着くので気に入っています。夜は星の見えるサンデッキがいいですね。

この旅で食べてみたいものはありますか?:
 フルーツ。特にイチゴが好きなので、いろんな国のイチゴを食べてみたい。

これから参加してみたい船内企画は?:
 実行委員会として関わっている運動会が楽しみ。企画は見るだけより、参加した方が100倍楽しいですよ。こないだあったサッカー大会も、サッカー経験もないのに参加して、MVPをもらっちゃいました(笑)。

これまでに購入したお土産物はありますか?
 シンガポールで買った、ベリーダンスのヒップスカート。

一言メッセージ:
 いろいろな人と出会ってたくさんの経験を積みたい。3ヶ月後、最高の笑顔で日本に帰ってきたいです。
松本 茜(まつもと・あかね)さん (長野県から参加、21歳)
松本茜さん
船に乗る前は?:
 いま、大学4年生です。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 ピースボートに参加したという友達の話を聞きました。その後、街中のポスターを見て、去年の末頃からボランティアスタッフをしていました。

66回クルーズに乗船を決めた理由は?:
 両親の反対もあったけれど、就職活動や卒論とのタイミングを考えると今しかないと思って。行きたい国も多い航路だったし、絶対に学生のうちに参加したかったんです。

これから楽しみな寄港地は?:
 ヨルダンとベネズエラ。ヨルダンではパレスチナ難民キャンプを訪問する交流プログラムが楽しみです。出発前、ピースボートのUPA国際協力プロジェクトの活動に参加していて、難民キャンプに届ける支援物資を集めていました。自分の手で物資を届けたいと思っています。(※参考:UPA国際協力プロジェクトのページ

船内でお気に入りの場所は?:
 フリースペース。落ち着くし、いつも誰かに会える場所だから。

この旅で食べてみたいものはありますか?:
 本場イタリアのパスタと、ヨーロッパ各地のジェラートが特に楽しみ。

これから参加してみたい船内企画は?:
 紛争や環境問題をテーマにした講座に行きたいと思っています。卒論のテーマでもあるし、興味もあるから。

これから寄港地で入手したいと思っているお土産物はありますか?
 民族衣装やアメリカ雑貨など。

一言メッセージ:
 自分の目で世界を見て、いろいろなことを感じて、考えて、受け止めて、自分の人生のプラスになる旅にします。そして、世界各地の美味しいものを全部食べ尽くします!(笑)