トークイベント「アタシたちがみつけた居場所」
「学校に行きたくない」「職場や社会になじめない」「何をやっていいかわからない」――いま、日本の社会にはそうした悩みを胸に日々を送る若者が少なくありません。ピースボートがこの夏からはじめるプログラム「グローバルスクール」はそんな若者を対象とした新しいカタチのコミュニケーションスクール。

このグローバルスクールを発案し、今回のトークイベントにも出演するピースボートスタッフ恩田夏絵も実は「元ひきこもり」。今回行うトークイベント「アタシたちがみつけた居場所」では、グローバルスクールが生まれたきっかけや、今も悩みを抱える若者たちに、元「ひきこもり当事者」として伝えたいコトを、自身の半生を交えながら紹介します。
トークイベント「アタシたちが見つけた居場所」

この世の中に、自分の居場所があるとすれば、それは一体何処に行けば見つかるんだろう。

何をしていても、結局いつも一人ぼっちで心が痛くなるんだ。

だからってどうすればいいのかもわからず、結局またいつものようにため息をつきながら毎日を過ごしている自分がいる。

今回のトークイベントは、そんな毎日を過ごすあなたに聞いて欲しい。

出演者は、学者でもなければ、専門家でもなく、あなたと同じような経験を乗り越えてきた二人の女の子。

居場所なんてどこにでもあったはずだったのに、気が付けば立ち止まれなくなって、心の居場所を見失っていた女の子と、周りとのコミュニケーションに悩み、部屋の中で一人藻掻き苦しんでいた女の子。

それでも、生きてきたおかげで、やっと「居場所」をみつけられた二人。

どんな生い立ちを過ごし、何に苦しみ、何を感じていたのか。そこからどうやって抜けだし、今に至ったのか。

「居場所」を見つけるきっかけは、もしかしたら案外近くにあるのかもしれません。

 ■日時:2010年5月23日(日)13:30開場/14:00〜15:30
 ■場所:渋谷・カフェMELT(*Map
 ■トーク:竹下奈都子(NPO・bond Projectスタッフ)、恩田夏絵(ピースボート)
 ■参加費:\1,000要予約 ※満員御礼/フリードリンク)

竹下奈都子
竹下奈都子(21歳、NPO「bond Project」スタッフ)
高校時代、周りからの評価にとらわれ、義務感と罪悪感から、アームカット、過食、薬物乱用を繰り返す。現在は「社会に居場所がない」と感じる若者を支援するNPO「bond Project」スタッフ。自らの経験を生かし、フリーペーパー「VOICE MAGAZINE」編集長・橘ジュンさんの右腕として活動。相談者と一緒に悩み、寄り添い、声を聴いている。
恩田夏絵
恩田夏絵(23歳、ピースボートスタッフ)
小学校2年生の頃から「なぜ学校に通わなければいけないのか」と疑問に思い不登校がちに。中学2・3年では人間関係に悩み引きこもりとなる。19歳の時、自分を変えたいとピースボートに参加、その後スタッフに。自身の経験から、ピースボート洋上でのコミュニケーションスクール「グローバルスクール」を発案、担当している。
このイベントへのお問い合せは...
ピースボート事務局(担当:恩田、飯島)
TEL: 03-3363-7561/FAX: 03-3363-7562/ウェブサイトからのお問合せはこちらのフォームから