ヨルダンでは、2007年に原子力発電所の建設を発表。2019年には、稼働を始め、2030年には、全体の30%を原子力発電で賄うとしている。しかし、2011年3月、福島原発事故が起こると、ヨルダンの人々は不安に陥った。日本の原発が自分の村に建つかもしれない。
「アラブの春」と重なり、住民たちはfacebook でつながり、反対運動の連帯は世界へと広がる。
今回、JIM-NETでは、ヨルダンの原発建設計画と市民運動を調査。11月6日に行われたヨルダンのNGOが主催した、原発を考える会議にも参加し、福島で何が起きたのかを報告しました。ヨルダンは、原発を導入するのか、また、日本は、原発を輸出し続けるのか?福島事故以降の原発輸出の問題を考えるべく、ヨルダン帰国報告会を開催します。