私はサッカー監督として、三つの大陸を回ってきた。現在もヨーロッパ、アフリカ、そしてアジアを移動しながら仕事と生活している。世界の国はサッカーへの情熱を分かち合って、サッカーはどの大陸でも愛されている。
しかし、残念ながら、サッカーをする環境は国によって異なっている。日本人やヨーロッパ人の子供たちにとっては毎日の練習にボールがあることは当たり前のことだ。一方、アフリカではボールではなく、缶でサッカーをしている子供の光景をしばしば見受けられる。これは絶対に変えないといけない現実だ!
ピースボールプロジェクトだけで変えられる現実ではない。しかし、このプロジェクトでたくさんの人たちの意識を変えることができる。そして、本物のボールでサッカーができる幸せをたくさんの子供たちに味わってもらうことことができる。