イランの毒ガス被害者、ピースボートセンターを訪問
テヘラン平和博物館のハテリ館長(写真上・中央)/ピースボートスタッフと記念撮影(写真下)
 2010年8月9日午前、1980年代のイラン・イラク戦争で化学兵器(毒ガス)の被害にあったイランの方々がピースボートセンターとうきょうを訪問。

 8月6日の広島原爆の日に合わせて来日し、日本の原爆被害者とも交流をし、二度と世界の人が広島・長崎の被爆者や自分たちのような悲惨な目に遭うことがないようにと訴えた。

 被害者と共に来日していたテヘラン平和博物館のハテリ館長は、被害者の生きた証言が人々の間に共感を呼び、核や科学兵器など大量破壊兵器の非人道性への意識を高め、平和の文化を創り出すことになるだろうと述べた。

 ピースボートは「ヒバクシャ地球一周 証言の航海(*)」として、寄港する各地で証言活動を行い、世界に核廃絶のメッセージを発信していることを紹介した。ピースボートと同平和博物館は今後協力関係を築いていくことを約束した。

*ヒバクシャ地球一周 証言の航海:ヒロシマ、ナガサキの「ヒバクシャ」を地球一周の船旅に招待し、共に世界をめぐるプロジェクト。寄港する各地での証言集会などを通じて、世界に核廃絶のメッセージを発信している。(ヒバクシャ地球一周 証言の航海

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