多くのメジャーリーガーも輩出し、世界屈指の野球大国として知られるベネズエラ。しかし、国内には大きな貧富の差があり、経済的に恵まれない子どもたちは、野球用具を手にすることが出来ないという現実の中にあります。
ピースボートでは、第69回ピースボート「地球一周の船旅」('10年4月16日出航)を通じて、寄港するベネズエラに野球用具を届けるキャンペーンを展開してきました。
今回、この呼びかけに、熊本県の社会人野球チーム「熊本ゴールデンラークス」より、ユニフォーム約200枚の提供をいただきました。これらのユニフォームはチーム創設期から集めていたもので、2005年の創部からの歴史がこめられたものでもあります。
これらの野球用品は、6月24日・25日に寄港するベネズエラの子どもたちへと届けます。
ゴールデンラークス代表・田中敏弘さんからのコメント
「もともと、社会貢献をしていくというのが球団の使命としてありました。こんな時代ですから、野球を通して世の中が少しでも明るくなればと思っています。これからも、自分たちのできる範囲内で、世界の人々の役にたてたらと考えています。」 |