国連ミレニアムキャンペーンは、「2015年までに世界の貧困を半減する」ことなどを目指す8つの目標「ミレニアム開発目標(MDGS)」の実現に向け、世界規模で活動しているキャンペーン組織です。各国政府がMDGsの実現に向けた政策決定をするよう、また、各国市民が世界から貧困をなくすように声をあげていくよう、さまざまなキャンペーン活動を展開しています。
ピースボートは、国連ミレニアムキャンペーンとの協力関係のもと、多くのプロジェクトを行ってきました。
そのうちのひとつ、第67回ピースボート「地球一周の船旅」の一区間では、国連ミレニアムキャンペーンのアジアディレクター、ミナール・ピンプルさんをナビゲーターとしてお迎えし、「MDGsトレーナー養成ワークショップ」を開催しました。このワークショップは、MDGsを広げていき、貧困をなくすための行動を起こしていける人を育てる特別プログラム。日本や韓国などからの若者約20人がこの洋上ワークショップを受講し、国連ミレニアムキャンペーンから発行された正式な修了証を受け取りました。若者たちは今後、船内や日本で貧困をなくすためのグローバルキャンペーン「スタンド・アップ」の企画など、さまざまな形で活躍していく予定です。
こうした国連ミレニアムキャンペーンとピースボートの協力を象徴するものとして、また、世界から貧困をなくすというメッセージを世界中に届けるため、このたび、ピースボートの船体に国連ミレニアムキャンペーンのロゴがペイントされました。このロゴを発表する記者会見が10月12日、イタリアのローマ市内にて行われる予定です。 |