イスラエル軍に拘束された人々の解放を願い、
七夕の夕べ、短冊を掲げた抗議集会を行います

 6月30日、ガザ地区の人々を救援するための衣料品や子どもの玩具などの物資を船に積んで現地を訪れた、ノーベル平和賞受賞者マイレッド・マグワイア氏や、アメリカ合衆国元連邦女性議員シンシア・マッキニー氏ら21名の人道活動家たちが、イスラエル軍によって拘留されました。そのうち数人は解放されましたが、7月6日現在も14名の人々が拘束されたままです。

 150万人が暮らすガザではイスラエルの軍事封鎖により、人々が保健サービス、きれいな水や基本的な必需 品へのアクセスができない極限状態にあります。また、昨年末からの軍事侵攻により破壊された家を建て直すことができていません。事実、ピースボートが3月初旬に現地に送った支援物資も、軍事封鎖によってガザの人々に届けることができませんでした。マグワイヤ氏は、今回のガザ訪問の理由を、「非人道的な包囲の中で生きるガザの人々に対して、注目しているということを伝えるため」だと述べています。

 私たちは世界に広く認知されている平和主義者であるマグワイア氏ら、非暴力で行動する人々が拘束され、彼らの人道活動が妨害されたことを深く憂慮しています。また、今回の事件は、拘束された人々の人権だけではなく、ガザに暮らす150万の人々の人権や生命を脅かす事態が進行していることを世界に示しています。

 私たちは7月7日の夕方、イスラエル大使館前で、七夕にちなみ平和を願う短冊を掲げながら、マグワイア氏ら人道支援活動家と、没収された物資の即時無条件解放、そしてガザに住む人々を苦しめている非人道的な軍事封鎖の解除をイスラエル政府に強く求めます。
  • イスラエルに拘束されたノーベル平和賞受賞者マイレッド・マグワイア氏ら、人道活動家たち全員の即時解放を要求します。
  • 物資の搬入と人々の自由な移動を阻む、ガザ地区への軍事封鎖の解除を求めます。
日時: 2009年7月7日(火)16:00〜16:30
場所: イスラエル大使館前(千代田区2番町3)
東京メトロ有楽町線・麹町駅5番出口1分
内容: 解放を願うメッセージを短冊として掲載
ピースボートからのアピール
イスラエル大使館へ要請文を提出
※雨天決行

このリリースに関するお問い合わせは...
ピースボート事務局(担当:高橋、野平)
(Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/ウェブサイトからのお問い合せはこちら)
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