2009年1月13日(火)、約100名の被爆者を乗せ5大陸20カ国22寄港地で原爆の証言を行い、核兵器廃絶を訴えたピースボートが、東京港・晴海客船ターミナルに帰港します。
この船旅は、昨年9月7日に横浜港を出航し、ベトナムでは枯れ葉剤被害者と交流したほか、タヒチでは太平洋の核実験被害者らと交流。また、インド、スペイン、ギリシャ、ベネズエラ等では、寄港地の市長との面会や市民集会を実施しました。また、この航海を通じて、広島・長崎市長らが主導する世界ネットワーク「平和市長会議」に30を超す新規賛同が集められました。
さらに、ニューヨーク国連本部では国連総会第一委員会で被爆者が発言し、エクアドルでは副大統領、スペインではカタルーニャ州議会議長らとの意見交換も行いました。オーストラリアでは、最近日豪両政府が立ち上げた「核不拡散・核軍縮国際委員会」の豪側事務局員が船を訪れ、被爆者の声を世界的核軍縮に反映させていくことを話し合いました。
※本航海の様子は、こちらのレポートブログからも読むことができます。
ヒバクシャの歴史的航海の帰港にあたり、記者会見を行います。記者会見には、このプロジェクトのオリジナル・ソング「こどもたちのそら」を歌うバンド『FUNKIST』のメンバーも駆けつけます。ぜひお集まりください。
日時: |
2009年1月13日(火)
午前7時〜 本船・モナリザ号入港予定
午前10時〜 記者会見 |
場所: |
東京港・晴海客船ターミナル
(東京駅八重洲口より都営バス東12系統・晴海埠頭行き) |
出席者: |
森田隆(ブラジル原爆被害者協会会長)
中村キクヨ(2006年長崎平和祈念式典・被爆者代表)
田中稔子(広島被爆者、七宝作家)
FUNKIST(ミュージシャン、2008年7月メジャーデビュー)
川崎哲(ピースボート) ほか
※順不同、敬称略 |
|