エリトリアにおくった「カーブミラー」の設置が終わりました
設置されたミラー。「PEACE BOAT」、「NAC KS」と入っている。
ミラーが設置された道路。急カーブが続き、谷間には雲海が広がる。
エリトリアの人々と。
 第54回ピースボート「地球一周の船旅」(2006年7月〜10月)を通じてエリトリアに寄港した際、ピースボートがエリトリアへおくったカーブミラー・35本の設置が完了しました。

 エリトリアにカーブミラーをおくる、このプロジェクトが始まったのは2004年のこと。第46回ピースボート「地球一周の船旅」(2004年7月〜10月)でエリトリアに寄港した際、2本のカーブミラーを提供しました。

 エリトリアの首都アスマラは、標高3000mの高地にあります。ピースボートも寄港する主要港マッサワから首都への幹線道路は険しい山道。貧困に苦しむエリトリアには、道路の拡大工事はたいへん困難です。急なカーブが続く道では交通事故が頻発し大きな問題となっていました。
 こうした中、多くの日本の技術が使われている「道路反射鏡(=カーブミラー)」を事故防止のために設置したい、またこの技術をエリトリアで学びたいという声があがり、このカーブミラー・プロジェクトが生まれました。

 プロジェクトでは、日本最大級のカーブミラーメーカー「NAC KS株式会社」のご厚意から、すべてのミラーを無料でご提供いただきました。

 2008年2月、エリトリアにおくったすべてのカーブミラーの設置が完了。ドライバーの安全を守るものとして、大きな役割を果たしているとの連絡を受けています。

 ピースボートはこれからも、エリトリアの人々が豊かで平和な生活をおくるための支援を続けていきたいと考えています。

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ピースボート事務局(担当:一瀬)
(Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/ウェブサイトからのお問い合せはこちら)
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