元国連イラク大量破壊兵器査察委員会委員長
ハンス・ブリクス氏らによる
『大量破壊兵器廃絶のための60の提言』日本語版が発刊

〜この本の翻訳をピースボートが手がけました〜
大量破壊兵器廃絶のための60の提言 『大量破壊兵器廃絶のための60の提言』

大量破壊兵器委員会[著]
西原正[監修]
川崎哲、森下麻衣子、メレディス・ジョイス[訳]

出版:岩波書店
定価:1680円(本体価格1600円)
※ピースボート特別価格1580円(送料込み)


ISBN 978-4-00-023778-9 C0031
A5版 210ページ

 2006年6月、元国連イラク大量破壊兵器査察委員会委員長のハンス・ブリクス氏が率いる民間委員会「大量破壊兵器委員会」が、核兵器をはじめとする大量破壊兵器廃絶のための60の勧告を発表。大量破壊兵器の脅威は武力ではなく外交で解決できると語り、そのための具体的な提言を行っています。

 ブリクス氏は、イラク査察委員会においてイラク戦争開戦に反対し、国連で米国・ブッシュ政権と討論を繰り広げた経験をもつ人物。そのブリクス氏率いる委員会からの提言として、この報告書は世界の大きな注目を集めていました。

 そして2007年9月、この提言の日本語版『大量破壊兵器廃絶のための60の提言』が、岩波書店より発刊されました。
 本書の翻訳は、ピースボートスタッフの川崎哲、森下麻衣子、メレディス・ジョイスが担当。これは、2006年の第53回ピースボート・地球一周の船旅を通じてピースボートが参加した、「バンクーバー世界平和フォーラム(WPF)」におけるブリクス氏との出会いがきっかけとなっています。

 「テロ特措法」や朝鮮半島情勢、ミサイル防衛などに揺れる日本においても、本書の提言は大きな意味をもっています。ぜひ、お買い求めください。

朝日新聞・書評欄に掲載されました。

この本の書評が、2007年11月4日(日)の朝日新聞・書評欄に掲載されました。
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