インドネシア・ジャワ島中部地震、緊急支援基金を立ち上げ
支援スタッフを現地へ派遣

 5月27日、インドネシアのジャワ島中部、ジョグ・ジャカルタ市沖で地震が発生。現地からの報道によると、5千人以上が死亡し、1万人以上が負傷、2万5千を超える家屋が倒壊、20万以上の人々が家を失い避難生活を余儀なくされている、と伝えられています。また同時に、現地は依然、混乱状態が続いており、現在確認されているこうした情報からさらに被害は拡大するという見込みもあります。

 現地にはインドネシア軍を中心に、各国政府からの支援やNGOによる支援も届き始めていますが、被害がひじょうに大きく、医療品、食料、テントなど、基本的な支援物資が不足しているといいます。また、届いた物資を被災者に配布するシステムが整っていないため、いまだ支援物資がまったく届いてない地域もあります。

 こうした状況を受け、ピースボートは現地へスタッフを派遣。支援活動を開始するとともに、救援基金を立ち上げます。

 今回、現地へ派遣するのは、阪神大震災をはじめ、トルコ、台湾、スリランカ、パキスタンなど、多くの被災地で現地コーディネーターとしての経験を持つピースボートスタッフ・山本隆(35)と、同じくピースボート・スタッフの椎名雄太(28)の2名。
 2人は6月2日にインドネシア、ジョグ・ジャカルタへと入り、現地調査と支援活動を行う予定です。

 派遣スタッフの調査が進み、現地の詳しい状況がわかり次第、日本国内でも募金をはじめとする支援活動を展開します。
救援募金の受付はこちら
郵便振替口座:00180−6−705651
加入者名:ピースボートUPA
※通信欄に「ジャワ島地震」とお書き下さい。
このリリースに関するお問い合わせは...
ピースボート事務局(担当:中原大弐、森田安里)
(Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/ウェブサイトからのお問い合せはこちら)
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