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震災で住む家を失い、未だに避難生活を送っている人々や、一人暮らしの高齢者には雪降ろしもままならない状況の中、ピースボートは小千谷シルバーボランティアセンターからの依頼を受け、現地に「雪かきボランティア隊」を派遣いたしました。
この、無償の除雪作業は全国から集まった若者、年配者を中心に構成。通学路や一人暮らしの高齢者住宅を訪問して除雪作業に取り組んでいます。今後は除雪作業だけでなく、炊き出し、独居被災者の慰問、小千谷の若者との交流会などを進めていきます。
今年の豪雪被害は天災ではあるもの、日本の将来においては各地の遠隔地で起こりうる人災です。
過疎に伴う若者離れの背景には、所得格差や地域復興などの経済問題が潜んでおり、それが、仮設住宅地、山間部などでの除雪作業などの労働力不足につながっています。県や市などの「行政」では雪害対策費の不足も懸念されており、それをよい事に、一日5万円という高騰な額での除雪作業会社が横行するなどひどい有様です。
雪に閉ざされ、太陽の光も入らずにひっそりと過ごす高齢者にとって、家屋で一人で暮らす精神的な寂しさは計り知れません。そこで、ピースボートでは直接ボランティアが足を使って同地域を巡り、顔と顔の見える人間関係の上に支援の輪を広げていこうと考えております。
◆第1期雪かきボランティア(7名):
松本さん(23歳・男性・東京都)、中野さん(21歳・女性・埼玉県)
源内さん(23歳・女性・東京都)、配島さん(73歳・男性・埼玉県)
渡邊さん(54歳・女性・埼玉県)、大玉さん(19歳・女性・埼玉県)
山崎さん(22歳・男性・東京都)
*受け入れ・協力:小千谷市シルバーボランティアセンター/小千谷市内商工会/小千谷市 |
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小千谷基金を設立しました |
郵便振替口座:00180−6−705651
加入者名:ピースボートUPA
※現地で必要な器具、除雪機、防寒具、光熱費などに充てられます。
※通信欄に「雪かき支援」とお書き下さい。 |
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このリリースに関するお問い合わせは...
ピースボート事務局(担当:中原大弐、森田安里)
(Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/ウェブサイトからのお問い合せはこちら)
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