PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.220 12月28日号
先週のピースボート
第52回ピースボート「地球一周の船旅」が出航
 12月26日、横浜港から第52回ピースボート「地球一周の船旅」トパーズ号が出航した。
 これは、アジア、アフリカ、南米、南太平洋をめぐる航路で、運河を通らず、南アフリカと南米・チリ、二つの「南端」をゆくことから「南回り」と呼ばれる地球一周クルーズ。南極を訪れるオーバーランド・ツアーも予定している。翌27日には、神戸港から新たな参加者を乗せて出航。975名が95日間の地球一周の旅に出発した。

地雷廃絶を訴え日本縦断、地雷出前教室の旅の記録が出版
 2003年、対人地雷の被害と地雷廃絶を訴える「出前教室」を各地で行いながら、自転車で日本列島を縦断した、ピースボートボランティアスタッフ・上泰歩(うえ・やすほ、21歳)の、旅の記録を綴った本『走れ!やすほ にっぽん縦断地雷出前教室』(国土社)が出版された。
 著者で、現在ピースボートスタッフの上(当時19歳)は2002年12月に出航した、第40回ピースボート「地球一周の船旅」に参加。旅を通じて訪れたカンボジアで見た地雷原や、地雷被害者の生活に強い衝撃を受け、帰国後、ひとりで自転車による日本縦断の旅に出発。札幌から沖縄までを5ヶ月かけて走破し、その間、日本全国67ヶ所で地雷の恐ろしさを伝える「地雷出前教室」を行った。
 日本縦断の旅のエピソードを中心としたこの本は、小学校高学年から読めるものとなっており、地雷の基礎知識や、日本を始めとする世界の地雷問題にも触れている。書店での販売のほか、お問い合わせは国土社(Tel:03-5348-3710/Fax;03-5348-3765/http://www.kokudosha.co.jp)まで。


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