PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.216 9月20日号
今後のピースボート
GPPAC世界会議報告会を開催
 今年7月19日〜21日にかけて、ニューヨーク国連本部にて行われた「武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ(GPPAC)」国際会議の報告会「今こそ9条を世界へ!!――GPPAC国際会議とこれから」が、9月21日(水)、豊島区民センターにて行われる。
 GPPACは、2001年、国連・アナン事務総長の呼びかけで始まったプロジェクトで、2005年7月の国際会議に向け、世界を16の地域に分け、各地から「紛争予防」のための提言を募っていた。国際会議では各地からの「地域提言」が発表され、そこから「世界提言」を採択した。ピースボートはこの会議に、東北アジア地域のイニシエーター(進行役)として参加し、日本国憲法9条の理念は、東北アジア地域の安全保障の土台であり、世界の紛争予防の礎となる、と発表。大きな注目を集めた。
 21日の報告会では、こうした世界会議の様子をビデオなどを交えて報告するほか、GPPACの今後の展望について語る。
 詳細はhttp://www.peaceboat.org/info/gppac/0921.shtmlにも掲載している。

今こそ9条を世界へ!!――GPPAC国際会議とこれから
日時:9月21日(水)18:30開場/19:00開演
場所:豊島区民センター・視聴覚室(JR池袋駅東口徒歩5分)
内容:GPPAC世界会議報告、パネルディスカッション、グローバル9条キャンペーン報告、国連サミット報告、GPPAC今後の取り組み
パネリスト:君島東彦(立命館大学教授、NGO「非暴力平和隊」)、チョン・チョンラン(ソウル「平和を創る女性の会」、松井ケティ(清泉女子大学教授、ハーグ平和アピール)

ピースボートお米プロジェクト、2005年稲刈を実施
 ピースボートが2004年から三重県名張市において進めている、無農薬米づくりプロジェクト「ピースボートお米プロジェクト」が、9月23・24日、10月1・2日の日程で、2005年度の稲刈りを行う。
 このプロジェクトは、ピースボートの水先案内人・伊藤伝一さんのサポートによってスタートしたもので、伊藤さんの推奨する「再生紙マルチ農法」という独自の手法を使って、農薬ではなく、通常は廃棄物として処理される再生紙を使い、安全で美味しいお米を作る取り組みを行っている。
 ピースボートとしてのお米作りは今年が2年目。去年に続き、約2トンの米を収穫し、その一部は今後のピースボートクルーズにも乗せ、洋上で試食の機会を設ける予定だ。
 お米プロジェクトに関する詳細は下記ピースボートホームページにも掲載している。
http://www.peaceboat.org/info/kome/


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