「PEACE PROJECT@TAMA」から49回クルーズへの派遣代表が決定
有志から募った基金でピースボートクルーズに地元の若者を「派遣」し、将来の地域活性化やまちづくりにつなげていこう、と東京・多摩市で始まったプロジェクト「PEACE
PROJECT@TAMA」で、先週、第49回クルーズへの派遣代表選考会が行われ、多摩市在住の猿谷武史さん(26)が選ばれた。
このプロジェクトは2003年、フォトジャーナリストでピースボートの水先案内人でもある桃井和馬さんの呼びかけで始まったもの。これまでに44回、45回クルーズに代表者が乗船し、航海中に洋上から賛同者に向けレポートを送ったり、帰国後に報告会を開くなどして、その体験を地域に広める活動を行ってきた。
今回代表に選ばれた猿谷さんも、航海中にレポートを送るほか、帰国後に報告書を作り賛同者に送るなどして、地球一周の経験を地域に広めていく。プロジェクトの詳細、今後の予定などはPPTホームページへ。http://www.e-mb1.com/ppt/
CMAC・カンボジア地雷行動センターの副所長がピースボートを訪問
3月14日、カンボジアで地雷撤去を行っている政府機関・CMAC(Cambodia Mine Action Center=カンボジア地雷行動センター)の副所長、ヘン・ラタナ氏がピースボート事務局を訪問。ピースボートがCMACと共に98年から行っている地雷撤去キャンペーンに対し、謝辞を述べるとともに、今後の共同プロジェクトの展開などについて話し合いを持った。
ピースボートは98年のカンボジア訪問から、カンボジアの地雷撤去機関などの支援を行う「Peace Boat Mine Abolition Campaign(ピースボート地雷廃絶キャンペーン」を立ち上げ、これまでにCMACをパートナーに地雷撤去や学校建設などを行ってきた。
今回のラタナ氏訪問では、カンボジア・プレビヘール州コッケイ村の地雷撤去と学校建設プロジェクトについての話し合いが行われ、今年4月からこのプロジェクトを開始することで合意した。
ラタナ氏は話し合いの中で、「内戦後のカンボジアの復興に貢献することがCMACの重要な使命。地雷のない平和なカンボジアをつくることが私の人生。ピースボートの皆さんと一緒に平和な世界をつくりたい」と語り、今後の共同キャンペーンの展開にも強い意欲を示した。
新プロジェクトの詳細などは、今後、ピースボートホームページにて報告する予定。
|