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まもなく発生から二週間を迎えるパキスタン大地震の救援のため、ピースボートでは現地にスタッフを派遣し、その救援活動のための現地調査を進めております。現在は、パキスタン側カシミールの中心都市ムザファラバードやバーグ近郊の医療キャンプを視察し、モスクや病院などを回り被害の状況と情報収集にあたっています。
現地からの報告によると、今回、地震発生時刻が学校の始業時刻と重なり、小学校などに通う児童の多くが犠牲になった見込みで、とくに、学校の校舎自体が長年使用され、老朽化したものが多く、結果、M7.6の揺れに耐え切れずに倒壊し、その下敷きになって死亡する児童が多いとの報告がきています。ピースボートでは、今後、調査を進めると共に、食糧や感染症などの健康面での支援だけでなく、長期化する被災地の現状から、学校や地域の村の復興などの支援も視野に入れながら活動を進めています。
今後の予定ですが、今月、26日には第一次先遣隊は帰国し、下記の日程でパキスタン・カシミール地方の現状を映像を交えてお伝えする報告会を開催します。その後、日本国内でのパキスタン地震被災者支援キャンペーンを発表し、各地で活動を行っていく予定です。
また、報告会とあわせて、現在ピースボートが行っている米国・ハリケーン災害支援キャンペーンの報告も行います。 |
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現地報告会 |
日時: |
2005年10月27日(木)19:00〜 |
場所: |
ピースボートセンターとうきょう(JR高田馬場駅、早稲田口徒歩7分) |
報告者:
※ | 山本隆
ピースボート共同代表。1995年阪神大震災での現地支援をはじめとし、トルコ地震、台湾震災、新潟県中越地震、スマトラ島沖地震など多くの災害地を直接訪れ、復興支援活動をコーディネートした。
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このリリースに関するお問い合わせは...
ピースボート事務局(担当:中原大弐、森田安里)
(Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/ウェブサイトからのお問い合せはこちら) |
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